今日から三重県志摩市でサミットが始まりました。
始まったと言っても、明日には終わってしまいますが。
1975年(昭和50年)、フランスのランブイエで始まった先進国首脳会議ですが、
発足当初は、フランス・イギリス・西ドイツ・アメリカ・日本の5カ国でしたが、
イタリアが加わって6カ国で第1回会議が開かれました。
その後第2回目からカナダが加わってG7となりました。
1994年(平成6年)からロシアが首脳会議にだけ加わり、
1998年(平成10年)からは全面的に参加してG8となった訳です。
ロシアの経済状態が先進国のレベルに達していなかった事から、
G8は名称が主要国会議に変わっているとの事です。
2014年(平成26年)、ウクライナ問題などでロシアの出席を停止して
現在に至っています。
今の世界情勢を考えた時、この7カ国の力は40年前と比べて低下しています。
安倍総理大臣は、世界経済への対応として、
財政出動を各国に求めたいと報じられていますが、
ドイツやイギリスは慎重な姿勢のようです。
仮に7カ国が協調して財政出動しても、世界経済に与える影響は限定的な気がします。
中国の王毅外相は、今日記者会見し、
今年9月に中国で開かれるG20サミットについて、
メンバー国だけで世界の人口のおよそ3分の2を占め、
経済規模もGDP=国内総生産が世界の85%を占めると説明し、
G20は先進国と発展途上国が対等な立場でテーブルにつき
国際経済を話し合うもので、時代の潮流に適合していると述べました。
G7に対する対抗なのでしょうが、
こちらの方が理屈のような気がします。
安倍総理大臣としては、中国の海洋進出に対する歯止めを求めたいように感じますが、
ヨーロッパ各国はどのような考えなのかも気になります。
一方、ヨーロッパ各国の喫緊の課題である難民問題については、
日本は何らの行動を起こすとも思えません。
その他色々考えて来ると、ロシア、中国、アラブ世界を除いて何かを決めても
参加国だけの申し合わせに過ぎず、実質的な意味は何もないような気がします。
国連があるのに、世界のリーダーを標榜する国が集まってみても、
実質的な事は決められず、単なる各国首脳の懇親会のような感じもします。
その割には、警備上の問題で、三重県の住民の方だけの負担ではなく、
特に大都市では多くの人に迷惑が掛かっています。
こうした警備などの費用、幾ら掛かっているのかと思ってしまいます。
単なる政治的なパフォーマンスになってしまっているサミットは、
その役割が終わったような気がします。
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