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2016年04月25日09:36

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山本巧児さんの名人芸から考えたこと

ここ二十年、野球中継を見なくなりました。

理由は。いろいろあります。

1 フリーエージェント、クライマックスシリーズなどの制度ができたこと。

2 日テレを中心にして、一種の興業と化したということ。

などでしょうか。
記録を追う、巨人の選手に注目が集まる、スター選手に注目が集まるというのも、何か自分の見たいものとは違うという感じでした。

山本巧児さんは、巨人の選手でしたが、
スター選手ではないです。

しかし、
一塁の守備が無類にうまかったです。
素人がみても、あのプレーは、曲芸としか思えません。
足をベースにつけながら背中の方でバウンドするゴロを、
ファーストミットを背中の方に突き出して、見ずにとった、
あの衝撃のシーンが目に焼き付いて離れません。

門外漢が、プレーなり匠の技なりをみる。感動する。
それは、努力だの根性などの月並みな言葉には回収されません。

そのとき考えたのは、
普通、玉を取る時に使うのは、視覚だ。
山本巧児は、恐らくバウンドする玉の音によって、玉の方向をとらえた。
ふつう使わない情報というものは大切だ。
ということです。

たとえば、研究者が使うのは、頭です。
しかし、頭で考えて、
…インドの西は、ペルシャやトルコじゃないか。西方浄土なんてインチキだ。
とするだけではダメだということです。
昔の人だって、西に浄土があるとは素朴に断定しなかったはずです。
(空海は、長安で般若三蔵に師事しています。アフガニスタン出身の人ですから、インドの西の出身です。)
感覚を開放してたとえば仏像をみると、当時の人々がよりどころにしていたところが見えてきます。

山本巧児さんのプレーは、そんなところまで考えさせられました。

ご冥福をお祈りします。




功児さん死去 サブローら育成
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3962014
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