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2016年03月09日09:20

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岡山探訪 第223回 金山寺の三重塔

仕事中の昼食タイムを利用して、近隣の塔建築を探訪している。
先日は金山寺(きんざんじ、かなやまじ)を尋ねてみた。
この寺は天台宗の寺院で、奈良時代の天平勝宝元年(749年)に報恩大師が孝謙天皇の勅命により開創。
平安時代末期の康治元年(1142年)に現在地(岡山市北区金山寺)に移されている。

・TOP左画像
「金山寺の三重塔」
遠くからでも山腹に三重塔が見える。

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↑(TOP中画像)
「仁王門」
江戸時代の正保2年(1645年)池田光政(岡山城主)の寄進により建築。
本瓦葺の入母屋造りで上下二層の楼門。
両脇に金剛力士像が安置されている。
市指定重要文化財
尚、老朽化が進んでいる為、暫定的に丸太補強している。

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「仁王門」をくぐって本堂へ上がってみよう。
野積みされた両脇の石垣が時代を感じさせる。

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「護摩堂」
単層入母屋造りの桁行・梁間三間で天正3年(1575年)に再建。
県指定重要文化財

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「本堂跡」
岡山城主・宇喜多直家の援助を得て、天正3年(1575年)に本堂を再建。
国重要文化財に指定。
しかし、残念ながら2012年12月24日に発生した火災で全焼。
敷地には礎石が点在している。

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焼失した当時の新聞記事
「国重文・金山寺本堂全焼」
(山陽新聞 2012.12.25付)

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↑(TOP右画像)
「三重塔」
三間三重本瓦葺で天明8年(1788年)に建立。
市指定重要文化財

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初層は三手先組物、軒は二軒繁垂木組。

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塔は擬宝珠高欄を付した縁をめぐらし、中央間桟唐戸と脇間連子窓が備わっている。

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塔の内部は四天柱、須弥壇があり、金剛界大日如来が安置されていると言う。


実は以前から訪問してみたいお寺でしたが、中々その機会がないままに・・・
国重文の本堂を見学する事なく焼失してしまったのは非常に残念でした。
貴重な文化財や史跡はいつまでも待ってくれない事を痛感した次第です。

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