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2015年11月11日19:55

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春画展へ・・・

 大人の休日倶楽部切符の3日目は、東京の春画展に行って来ました。
 4日目は用事が出来てしまった事もあったので、
 仕事は休みましたが切符は使いませんでした。

 普段東京に遊びに行く時は在来線を使います。
 運賃が1940円に対して新幹線の特急料金は自由席で2270円ですから、
 往復新幹線となると応えます。
 春画展がかなり混んでいるとの話もありましたので、
 出来れば開館前に並びたいと思い、休日倶楽部切符を使って行こうと思った次第です。

 午前9時30分の開館でしたが、9時前に会場の永青文庫に着く事が出来ました。
 日曜日でしたが、雨のせいかそれほど人は並んでいなくて、10番目でした。
 永青文庫は、現在は公益財団法人になっていますが、
 元々は熊本藩主細川家伝来の美術品などが中心の美術館です。
 2年前にイギリスの大英博物館で開催され好評を博した春画展でしたが、
 日本国内で開催しようとしても引き受ける美術館がなかったそうです。
 それを永青文庫の細川護煕元総理大臣が見かねて引き受けたとの事でした。
 建物もクラシックな洋館で、壁には年代物の洋書が並んでいたりして良い雰囲気でした。
 物が物ですので、どんな人が来ているのか気になりましたが、
 女性が多いのには驚きました。
 年代も幅広く若い人も多かったですし、カップルも多かったですね。
 男性の中には、普通の美術展では余り見ない感じの人もいましたが^^


 以下、美術展の内容や感想などを書きましたが、
 若干表現が過激になった所がありましたので、お嫌な方は飛ばして下さい。


 春画はどうしても猥褻物との感じがしますが、
 江戸時代春画を描いた、葛飾北斎や喜多川歌麿、菱川師宣など多くの絵師には
 猥褻と言う観念はなかったのでしょうね。
 皆が喜び、商品として売れるジャンルだったので
 技術を駆使して描いたように感じました。

 春画は男女の性交の場面を、局部を誇張して描いた絵と漠然と思っていましたが、
 男と男、女と女などの絵もありましたし、
 SMのように縛られた女性の絵や獣姦などを描いた物もありました。
 女性の小用を覗く絵もありましたが、この女性は立っていました。
 今、ネットで色々な画像や動画が見られますが、
 人の嗜好は変わらないのかも知れないと思いました。

 更に煙管を吸いながらのものや、男が鎧を着ているものもあって、
 これは危ないとも思いましたが、全体を通して諧謔の精神を感じました。
 隠微なものではなくて、大らかなものだったのでしょうね。

 女性は無表情に描かれたものが多いのですが、
 中には頬を赤く染めて、悦びの声が聞こえて来そうなものもありましたし、
 着物の柄なども細かく描かれていて、絵師の才能を感じるものもありました。
 庶民向けには冊子だったのでしょうが、
 小さな豆本でも手が込んでいるものもあり、
 大名が年賀の品として送ったとの説明には笑ってしまいました。
 細川家伝来の春画も出ていましたが、さすがに大名家のものですね。
 衣類に凹凸を付けるための空刷りを使っていて、とても豪華なものでした。


 ここから普通の日記に戻ります^^


 とにかくこの春画展、色々考えさせられて良かったと思います。
 12月23日まで開かれていますので、興味のある方はご覧になられてはいかがでしょうか。

 永青文庫を出て、本当は目白界隈を歩きたいと思ったのですが、
 雨が降っていたので、上野に出てから帰って来ました。
 西郷さんの銅像の下にあった聚楽も綺麗なレストランになったようですし、
 その辺にあった猥雑な映画館なども無くなってしまい、とにかく綺麗になりました。
 少し寂しい思いをしましたが。
 天候の関係でカメラを持って行かなかったので、この日の写真はありません。


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