mixiユーザー(id:12410478)

2015年04月18日11:12

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信州大学長の訓示は、やっぱり暴論です。

この信州大の学長の意見は、いい作用と副作用を混同した話です。
ペニシリンショックが怖いから、ペニシリンを使うな
と主張しているようなもの。

スマホは、ゲームアプリやアイドル歌手のコンサート映像を収められます。
まあ、一日中、そんなのをやっていたら、大学生失格ですが、
用途はそれだけではありません。

この学長は、古典的な書籍を読めと言っているのでしょうが、
ホリエモンの反論は、
たとえば自分が、どのように本を享受してきたかを振り返ってみると、よく理解できる話です。


書籍。
自分的にベストのものというより耽読したものは、何でしょうか。
ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
この書物は、哲学というよりも文学かもしれません。また、稀代の倫理書という評価がふさわしかろうとも思います。
ダレル『ジェスティーヌ』『マントオリーブ』
この二冊は「アレキサンドリア四重奏」というシリーズの第一巻と第三巻ですが、この世の小説の読み手は二種類に分けられるでしょう。
「アレキサンドリア四重奏」を読んだ、幸福な人と、読んでいない不幸な人とに。
パヴェーゼ『丘の上の悪魔』
Paul Verlaine Poèmes saturniens 原書で耽読した数少ない本。語学の出来が悪いのに原書で読むのは、堀口大學らの訳が改竄以外の何物でもないためもありますが、音楽性に惹かれたからです。De la music,avant tout chose(何よりもまず音楽を…)とヴェルレーヌ自身も語る通り。

この5冊が鉄板でしょうね。
自分がこの世に生を受けた果報とすら思います。
ただし、自分のメンタリティーや技能という条件があっての話です。
同僚の数学の先生が、オイラーのシカジカの数式は美しい…などと言っても、ぼくには何が何だかサッパリわからないように、一般性がありません。
では、一般性がある、哲学や文学はというと、
本当に、本当に…
漱石の『こころ』に感動しましたか? 
『徒然草』は、感嘆すべき古典だと思いましたか?
文学的古典という烙印に「一般性」(誰が読んでも素晴らしいと思う)を入れるのは、もう時代遅れではないでしょうか。

法、商、政治経済などの専門の人が、
たとえば、ロールズの『正義論』を読むのは素晴らしいと思います。
しかし、インターラクティブな思考の交流があっての話です。
古典として崇拝するだけという享受のありかたは、時代遅れです。
ロールズは、我々の祖父母の世代でしょうが、時代遅れになる時が必ずやってきます。
社会科学の古典はそういうものでしょう。
たとえば、労働価値論は、この時代には時代遅れですが、昔は説得力があったから、労働価値論を説いた古典の名に値する書物が多くあります。

時代に即して、古典としての文献を再評価するツールは、
やっぱり、ネットです。
大体、50代以下の研究者で、先行論文をネット検索しない人は、この世にいるでしょうか。
検索しないとしたら、文系の学者失格です。
私などは、縁故のない大学院の修士論文の題目を見て、「これを読んでみたい」などと思うこともしばしばあります。

また、マスコミが、ご存じのとおりの状況です。
大新聞やテレビだけに頼ると、政府に騙されるのは、ミエミエ。
すでに騙されているのですから(フクシマの評価など)ネットで自衛するしかありません。




■ホリエモン「私が大学生に伝えたいこと」
(dot. - 04月17日 11:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3375855
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