9日の夜、天皇皇后両陛下は、2日間のパラオの慰霊を終えて帰国されました。
天皇陛下は長い間、パラオでの慰霊を望んでいたそうですが、
無事にお帰りになれて、ホッとされている事と思います。
パラオには、亡父が戦争中に派遣されていました。
親父は、最近は余り使わなくなりましたが、職業軍人でした。
当初は騎兵で、第14師団の騎兵第18連隊に所属していました。
日中戦争の際には、満州に派遣され、広大な土地で馬を走らせていたのだと思います。
太平洋戦争になると、
騎兵連隊はトラックや軽装甲車などからなる捜索連隊に改編されました。
第14師団がパラオに派遣されたので、親父も派遣された訳です。
僕が小さい頃から、家の中では「パラオ」は頻繁に使われていたので、
とても馴染のある地名でした。
ペリリューやアンガウルなどの島の名前もよく聞きました。
親父は、
「ペリリューやアンガウルに派遣されていたら、生きて帰って来られなかった。」と、
言っていました。
したがって、僕も存在しなかった事になります。
親父は、
「パラオにもう1度行きたい。」とも、よく言っていましたが、
結局果たせぬままに、昭和55年3月に死去しました。
今回、天皇皇后両陛下が行かれた事を、あの世で喜んでいる事と思います。
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