mixiユーザー(id:12410478)

2015年03月05日21:02

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佐渡の過疎化は、大変、重症でした。

しばらく日記を更新しませんでした。
二日から二泊三日で、佐渡に行ってきました。

佐渡の過疎化は、すさまじい。
一番繁華である、旧両津市の商店街の営業が、10軒に一軒。
1970年に九万二千いた人口が。六万二千人。
ちなみに、江戸期は、金山の繁栄によって相川だけで二十万人もの人がいたそうです。
弁護士三人しかいない。高齢化が進む中、後見の業務に支障をきたしているとか。
平野部の山形県側の海に面した両津から、反対側の富山県側の佐和田まで幹線道路をレンタカーで走って、コンビニは二軒しか見かけない。
すさまじいですね。

世の中には、文化相対主義的な、すべての地域は同じだ…という考えがあります。人種については科学的にいえると思います。しかし、それ以外のことでは、「みんないい人」というのと同じで、到底、与することが出来かねます。

歯に衣を着せず、佐渡過疎対策批判をしましょう。

1 観光客の誘致が、全然なっていない。
宿の名誉のために言いますと、八幡館という佐和田の宿は、素晴らしかったです。さすがは、昭和天皇や皇族が泊まった宿です。
しかし、その他はひどい。
解禁になっているはずの、紅ズワイガニの売り場が、フェリー発着場の両津にない。頭がおかしいです。
この紅ズワイガニは、市場価格はズワイガニに負けますが、大変うまいカニです。新潟県の漁場は佐渡近海です。新潟側にも、佐渡の赤泊という港にも水揚げがあるそうです。
贈り物にもしようと思ってましたので、二軒目の宿の人に聞いて手に入れた場所が、対岸の新潟です。
八幡館は、現物はありませんでしたが、カタログがあって郵送するというシステムをとっていました。購入できる場所が、赤泊という車で30分くらいの場所にしかないからでしょう。
宿では、カニが出るのに。。
つまりは、観光客のことを街では全然考えていないから、自衛しているということでしょう。

2 街単位での温泉地の開発がなっていない。
ある温泉ガイドでAランクの温泉を持つ宿が半分閉館しています。
息子が東京の大学に行って東京のいい会社に入った、娘が遠方に嫁に行った…などということになったら、跡を継がないでしょう。
しかし、地域でいい温泉は限られています。
温泉というものは、宿が権利を持つ私物のようなもの。宿が廃業になりそのままにしたら温泉も利用のしようがありません。他の地域なら、話し合って、場合によっては、スポンサーを探すなどのことをするでしょう。地域の筆頭の湯がつぶれたら、その地域の温泉は全部左前になるからです。

3 高等教育の誘致がない。
秋田に国際教養大学というものがあります。
全寮制です。
あっという間に、教授陣、偏差値や就職という観点では、早慶に勝るとも劣らないハイレベルな大学になりました。
佐渡にあるのは、高等看護専門学校だけです。

4 日常のインフラがない。
昼飯の食堂を探すのに、本当に苦労しました。地域に昼営業している食堂が皆無であったりします。
連れが、「資料館の人だって、かつ丼なりラーメンなり、外食したかろうに。」と言っていました。まさにその通りですね。

……佐渡の問題は、全国の地方の問題です。

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