都営地下鉄の公衆電話、すべて撤去へ 28年11月までに
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先月29日のことだそうですが、東京都交通局が都営地下鉄の駅構内に設置している公衆電話を再来年(2028(令和10)年)11月までに全て撤去すると発表した、ですか。記事では、総務省が2022(令和4)年4月に「戸外における最低限の通信手段」としてNTT東西に設置を求めている「第一種公衆電話」の設置基準を緩和し、最低限必要な台数を約8万台から約3万台に削減すると言う動きがあり、NTT東は2031(令和13)年度末までに削減を完了する計画を示しているとしていて、駅や公共施設、道路脇などに設置されている一般公衆電話の台数が、2002(平成14)年度末に約58.4万台から2020(令和2)年度末には約14.6万台に減少し、1台あたりの通信回数は02年度の約2000回から20年度には約200回と約9割減ったとしており、スマホが普及、固定電話から携帯電話ネットワークやLINE、SNS等への移行で、公衆電話と言う道具が日常の存在では無くなったことが如実に現れた推移だと感じます。
スマホはもとより固定電話(ナンバー・ディスプレイ機能のあるもの)でも、かかってくる電話が知っている先の番号でないと、すぐには取らないのが“当たり前”となり、公衆電話(「公衆電話」と表示されることが多い)や非通知設定、0から始まらない番号(国際電話)とかは直ぐには出ず、留守電に入るメッセージで出るかを判断するようになった今、公衆電話は“よほどのことでない限り使わない”存在となった感があります。
中には、画像のようなダイヤル式で10円玉を入れてかけるタイプ(赤いので、画像のものは「赤電話」と言われる)も小数残存しているようですが、このタイプの公衆電話をどのような方法で利用して良いのか、分からない人もいるのではと思えるほどで、公衆電話なる存在は、すっかり“過去の遺物”となったようにも思えるほどです。
尤も、地震や台風などによる水害のような災害の最中で、携帯電話ネットワークに障害が生じ、停電にもなる事態では「10円玉で公衆電話を利用」が通信のための“最後の砦”となることも少なからずありました。テレホンカードのユニット部が商業用や家庭用の電流を用いて作動する仕組みになっているため、阪神・淡路大震災の頃だと思いますが、「なるべく10円玉を用意すべし」と、時のニュース番組のキャスターが語っていたのを記憶します。
減らしても良くなっているのが現状であれば、公衆電話を利用するのが通信のための“最後の砦”と言うのは、とおの昔話になってしまっているような気がします。
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