■《不甲斐ない両横綱》八角理事長が苦言も「誕生させた相撲協会の責任」とファン失望
(週刊女性PRIME - 07月27日 17:10)
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大相撲九月場所九日目、一敗で賜杯レースの先頭を走る横綱大の里は初の横綱戦かつ初の結びの一番を迎えた西前頭四枚目藤凌駕を引き落としに退け、今場所勝ち越し一番乗りで給金直し。立ち合い、藤凌駕が突っ込んで当たって来るところ右かち上げから左に開き、藤凌駕を這わせて引き落とし。この一番について、八角理事長(第61代横綱北勝海)は「私の予想が外れてよかった」とし、その上で「よかったんじゃない。これから三役以上とやりますから」と評価していましたが、場所前から稽古が十分とは言われず苦戦が予想されていた中、引く悪癖があった一番ながら初日白星発進となったことが大きかったのか、「鬼門」の四日目こそ高安に不覚を取ったとは言え、白星を重ねて九日目で勝ち越しを決めました。今日の藤凌駕戦も引き技が出ましたが相手に隙を与えない一番もあり、「盤石の土俵」とは言えないながらも、豊昇龍休場の中で一人横綱として「横綱の責任」を果たしているとも言えるでしょう。
大関ですが、安青錦が過去の対戦成績が1勝4敗と合い口の良くない西前頭二枚目義ノ富士を掬い投げで制して三連敗のあと七日目から三連勝。義ノ富士に足を掛けられながらも右差しで耐え、掬い投げを決めた一方、琴櫻が二敗同士の西関脇藤ノ川の上手投げに屈して三敗に後退、昨日美ノ海に不覚の霧島も小結大栄翔の引き落としに屈して連敗し5勝4敗。前へ出るも大栄翔に回り込まれて体を起こされ、両手を突いて勝負あり。八角理事長はこの一番を「悪くはなかったよ、出ようとしていたし」とした一方、「横綱になった方が厳しいわけだから。そういう精神的なところも見ている」とコメント、幕内後半戦の審判長を務めている九重親方(審判部副部長、元大関千代大海)も「土俵下で待っている時、硬くなっているように見えた。まずは勝ち越しを目指さないと、こういうことになる」とコメント。昇進への期待は潰えたとは言え、その目標が「あと3番取って勝ち越しを」と小さくなったのは確かなようです。明日は大の里が東小結伯乃富士、琴櫻は高安を押し倒して二敗を守った東関脇熱海富士と、安青錦は狼雅を押し出しで制した西前頭三枚目美ノ海と対戦します。
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