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2026年09月05日07:06

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お市の方は超美人。果たして宮崎あおいさんが美人と言えるか。特選

『豊臣兄弟!』“市”宮崎あおい&“勝家”山口馬木也、壮絶な最期 ネット衝撃「まるでランバ・ラル」の声も
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=100&from=diary&id=8929386

大河ドラマは、歴史の実像を表現していない。
やむを得ない部分があるにしても、『豊臣兄弟!』は、あまりにも思い付きが多すぎる。
史実に対する小説ではなく、史実に対する戦国モノのゲームであるかのようだ。その結果として、史実の重要な示唆が闇に消えていく。

とりもなおさず、死者のいい部分を殺してしまう死者への冒涜である。

お市の方をテーマにして、書いてみたい。
もっとも、一度、入り口まで書いたことがあるし、これからも補足を別の日記で書くかもしれない。

まず、写真。
左から、甲 肖像画の信長、乙 宣教師が描いた写実的信長、丙 お市の方
である。

乙が実像に近いであろう。そして、様式的に描かれた甲よりも美しい。
ということは、丙をさらに美しくしたら、お市の方の実像になると思う。

戦国第一の美女と言われるが、納得である。

大変、失礼な話だが、宮崎あおいさんは美女であろうか。
確かに、かわいらしい人である。しかし、庶民的なかわいらしさであり、愛くるしい少女の魅力である。お市の方と合わないどころか正反対のキャラクターである。

お市の方は、目鼻立ちが整った古典的な美女である。だから、菜々緒さんや、年齢的に問題があるが、小雪さんが演じるのがふさわしい。
なんだったら、私が出講する女子大の門の前にスカウトを立たせればいい。必修科目だから全員持っているからわかるが、宮崎さんより(誰がどう見てもというレベルで)明らかに美しい人は、少なくとも二十人はいる。

…なぜここにこだわるのかというと、正統派美女ということと、彼女のキャラクターは密接な関係があるからだ。

猫の模様と、猫の性格は密接な関係がある。
同様に、人の容姿と人の性格は密接な関係があるが、踏み込みすぎると差別になる。
だから腰が引けるが、これから話すことは長所であるから、差別に当たらないだろう。

だが、最初に断っておきたいのは、美人はAだといっても、美人でないとAではないといっているのではないし、美人は全てAだというつもりもないということだ。

お市の方の事績で目を引くのは、
浅井長政と政略結婚させられた。政略結婚自体は戦国ではありふれているとはいえ、仲が非常によかった。その後、織田家の安定のために柴田勝家と結婚するが、これも仲が非常によく、落ちのびようと思えば落ちのびられるのに最期を共にした。

正統派美人の長所は、全員がそうでないとしても、「正しいことをする」ということである。
美人が倫理道徳的に素晴らしいというのではない。
素晴らしさの質が違うということである。

たとえば、貞女二夫にまみえずという批判もあるだろう。また、男ならだれでもいいのかという批判もあるだろう。浅井が滅亡し、浅井一族が惨殺されたのだから、信長は夫の仇。討ち果たすか、織田家を出て出家するべきだという批判もあるだろう。
だから、「正しい」といっても、道徳的に正しい、正義である、人間的に正しい…というのではない。社会的な正しさとでもいうべきものである。

彼女は、なぜ、浅井長政とも柴田勝家とも仲睦まじかったのか。
社会的に正しいことをして、その後から愛情を培ったからである。だからこそ、この浅井長政と柴田勝家というタイプの違った男の、夫婦仲のいい妻になれた。逆に、織田に仇なす秀吉は毛嫌いした。

もしかしたら、最初に愛情がない方が夫婦仲はうまく行くのではないか。
相手を妻として慈しむ、夫として…そういうことを積み重ねるだけ。
憎しみと事情が似ている。私は夜道でおかしなのに追いかけられたことがあるが、憎しみは感じなかった、感じる相手は多少であっても相手に期待したことがある相手である。

また、魅力的な異性なら愛情を注ぎ、そうではないなら愛情を注がない…という人間の性も、考えてみたら高級なこととはいえない。

そういうことを考えさせられる女性がお市の方である。

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