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2026年08月19日20:05

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今年春にNHKEテレ「日曜美術館」のアーカイブ放送をやっていた時、「93歳でご健在なんだ」と思って観ていたが。

俳優・岸惠子さん死去 93歳 『おとうと』『悪魔の手毬唄』市川崑監督作品で圧倒的な存在感 所属事務所が公表【報告全文】
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8913385
昭和20年代後半期から多数の映画、テレビやラジオのドラマに出演した女優で、エッセイストとしても活躍していた岸惠子、亡くなる、ですか。高校卒業を目前にしていた昭和26年に松竹入りし、「我が家は楽し」でデビュー。菊田一夫によるラジオドラマを映画化した「君の名は」3部作で、佐田啓二を相手にヒロインの氏家真知子を演じて、ストールを頭から首元にまく「真知子巻き」のファッションを社会現象にさせるほどのヒットとなり、一躍トップ女優に躍り出た……、と言うキャリアを歩んで来たこの人ですが、昭和32年にフランスの映画監督イヴ・シャンピ(Yves Ciampi、1921〜1982)と結婚し渡仏、日仏二拠点生活で女優業を継続も、両者の間の1人娘であるデルフィーヌ=麻衣子・シャンピ (Delphine Ciampi、1963〜) を出産したあたりから一時的に活動しなかった時期があり、私のようにそのあたりにこの人の存在を知った者から見れば、岸惠子は「パリのイメージ」の人でした。
イヴ・シャンピ監督とは昭和50年に離婚、以後、パリの自宅と横浜の実家に数カ月ずつ滞在しながら、両国それぞれで活動するようになり、エッセイストとして昭和58年に上梓した『巴里の空はあかね雲』(新潮社)が文芸大賞エッセイ賞を受賞するなど、女優業の他に文筆家、更にはコメンテーター的な活動にも注力していました。女優業では平成13年には市川崑監督の「かあちゃん」で山路ふみ子映画賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞などを受賞、存在感を発揮していたようですが、暫く見ていないなと思いながら、今年春にNHKEテレの「日曜美術館」の放送開始50周年記念アーカイブ特集で、平成7年に「私の出会ったダリ」と題してシュルレアリスムの画家として知られる20世紀スペインの巨匠、サルバドール・ダリ夫妻のことを語っていたのを観て、「岸惠子」を検索すると、昭和7年生まれで93歳、ご健在と知り、長生きで素晴らしいことと思ったばかりでした。
8月7日、老衰のため死去。公表した所属事務所のコメントは、
俳優 岸惠子が老衰のため令和八年八月七日永眠いたしました。ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます。
葬儀は故人の意志により近親者のみにて相済ませました。尚、誠に勝手ながらご香典ご供花の儀等は固くご辞退申し上げます。
永年にわたり多大なご懇親を賜り誠にありがとうございました。ここに謹んで御礼申し上げます。
令和八年八月十九日 岸惠子連絡事務所
とのこと。
昭和7年8月11日生まれなので、94歳の誕生日の4日前の訃報でした。合掌。
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