妻の父が、先日静かに旅立ちました。
思い返せば、怒った姿を一度も見たことがない人でした。
家族の前ではいつも穏やかで、
どんな時も笑顔を向けてくれる----そんな温かい存在でした。
その笑顔がもう見られないと思うと、
心の奥に静かな痛みが広がります。
妻も、気丈に振る舞おうとしながら、
声が出なくなるほど疲れが押し寄せているようです。
「死を受け入れる」というのは、
悲しみを無理に乗り越えることではなくて、
その人の存在を、
心の中でそっと形を整えていくことなのだと感じています。
義父の笑顔は、今も私たちの暮らしの中にそっと残っています。
その温かさを胸に、妻の隣で静かに寄り添いながら、
少しずつ前へ進んでいこうと思います。
そして今日、8月8日----末広がりの日に。
義父が残してくれた穏やかな笑顔が、
これからの私たちの時間をゆっくりと広げていくように感じています。
その広がりの中で、静かに、丁寧に、前へ。
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