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2026年07月24日03:02

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花火の季節に思うこと

兵庫県明石市で、花火大会に訪れた11人が亡くなった歩道橋事故から、
もう25年が経ったというニュースを見た。
ニュース画面を閉じたあと、「30年限界説」という言葉がふっと頭に浮かんだ。

防災の分野で言われる30年限界説とは、大きな災害の記憶や教訓は、約30年で薄れ、
次の世代へ伝え続けることが難しくなるという考え方だ。

その背景には、語り部の減少や、災害を経験していない世代が社会の中心になること、
三十三回忌のように30年前後が節目とされる文化的な理由などがあると言われている。

今は全国で花火大会が行われる季節。
家族で出かける人も多いだろうし、人が集まる場所では、
あの日のような事故が二度と起きないようにと願わずにはいられない。

当時の裁判では、明石市職員3人・警備会社支社長・明石警察署の地域官の計5人が
業務上過失致死傷罪で起訴され、全員が有罪となったようだ。

事故の背景には、自主警備が限界を超えていたのに、
誰も流入規制や警察力の投入を決断しなかったことがあるとされている。

誰かに責任があるにせよ、
最後は自分の身は自分で守るという意識を持つことが大切なのだと思う。
もちろん、子どもや高齢者のような弱い立場の人には、周りの支えや配慮が欠かせない。

ニュースが報じられれば思い出す。
けれど、報道がなければ忘れてしまうのもまた人間だ。

25年という時間は長い。
気づけば自分の中でもあの日の記憶が少しずつ薄れ始めている。
災害の教訓は、思っているより早く風化していくのかもしれない。

一人でも多くの人の目に留まり、教訓を思い出し、
ほんの少しでも安全な行動につながってほしいと願いながら……
ニュースを見た自分の気持ちを、そっとここに残しておく。

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