今日もフレックスタイムを使って、朝5時から仕事を始めました。
この生活リズムにもすっかり慣れてきて、昼には家に戻れるという余白が、
今の自分を静かに支えてくれている気がします。
帰り道、少し時間があったので瀬戸内海へ寄り道してみました。
昼の海は、朝や夕方とはまた違う明るさをまとっていて、
日差しを受けた海面がきらきらと揺れ、細かな光の粒が絶えず生まれては消えていきます。その瞬きが心地よくて、しばらく足を止めて眺めていました。
遠くの島々は、夏の空気のせいか少し霞んで見えました。
輪郭が柔らかく溶けるようで、どこか懐かしさを含んだ風景です。
その景色に触れた瞬間、子どもの頃に家族で海へ出かけた記憶がふっとよみがえり、
胸の奥がゆっくり温かくなりました。
海沿いを歩くと、潮の香りに草の匂いが混じり、
季節が本格的な夏へと移り変わっていく気配が漂っています。
風は穏やかで、遠くでは漁船のエンジン音がかすかに響き、
昼の海らしい静けさが広がっていました。
忙しさがすっと抜けていくような、柔らかな時間でした。
こうして少しだけ海を眺める時間があると、
また明日も5時から頑張ろうという気持ちが自然と湧いてきます。
瀬戸内の海は、見るたびに心の速度を整えてくれる場所だと、改めて感じました。
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