何億人もが息をする場所で
僕は今日もニュースを眺めてる
誰かの悲鳴はワンタップで
既読スルーの海へ沈んでく
いつからか僕らは慣れすぎていた
「かわいそう」にも賞味期限があって
いつからか僕らは安全圏から
正義のフリして石を投げてた
何億人もが祈る場所で
僕はまた皮肉を噛み砕く
神様さえトレンド入りしては
次の話題に置き去りにされる
いつからか僕らは気付いていた
世界の終わりは派手じゃなくて
タイムラインの片隅あたりで
そっとバグっていくってことに
それでも今日も目覚ましは鳴る
コンビニの袋がカーテンで揺れる
悲劇も喜劇も混ぜ合わせたまま
「おはよう」とだけ 呟いてみる
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