mixiユーザー(id:68803308)

2026年06月22日15:47

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そっと背中を押すということ

最近、「勇気づけ」という言葉をよく耳にします。
それだけ、いまの時代に必要とされているということなのでしょうか。

アドラー心理学では、
人がつまずくのは能力不足ではなく、“勇気”を失ったときだと言われます。

たしかに、家でも職場でも、人はそれぞれ見えないところで頑張っていて、
ときには心のエネルギーが切れそうになることがあります。

そんなときに必要なのは、大きな励ましでも正論でもなく、
「あなたは大丈夫ですよ」
「あなたには力がありますよ」
と、そっと背中に触れるような言葉なのかもしれません。

たとえば——

落ち込んでいる人には、
「何があった?」と原因を掘り下げるよりも、
「ここまでよく頑張ってきたね」と、その人の歩みを認める。

人は“できていない部分”より、“できている部分”を見つけてもらったときに、
もう一度立ち上がる力が湧くものです。

イライラしている人には、
「落ち着いて」ではなく、
「それだけ真剣に向き合ってるんだね」と、感情の奥にある“価値”を認める。

イライラは、実は“本気の証拠”。
そこを肯定されると、人は不思議と落ち着いていきます。

自信をなくしている人には、アドラーの言う「貢献感」を思い出してもらう。
「あなたのおかげで助かっている人がいるよ」
この一言は、心の奥に静かに灯りをともします。

そして、自分自身にも勇気づけを。
62歳になって思うのは、人を勇気づけるには、
まず自分の小さな努力や成長にも「よくやってるよ」と声をかけてあげること。

他人にも、自分にも、存在そのものを肯定する視点を持てたら、
毎日の景色が少し優しくなる気がします。

今日も誰かの背中に、そっと追い風を送れる一日でありますように。

P.S.
妻に「勇気づける言葉、欲しい?」と聞いたら、
「まずは財布の中身を勇気づけて」と言われました。
無理です...


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