最近、人との距離の取り方について考えることがありました。
62歳になって、若い頃よりも“気遣い”というものを丁寧に扱うようになった気がします。
相手のためと思って動いたつもりが、
いつの間にか“おせっかい”になってしまうこともありますよね。
気遣いというのは、相手の様子を見て「そっと手を添える」ようなものだと思います。
「大丈夫?」と声をかけるだけ、そっとお茶を置いておく、少しだけ歩調を合わせる。
そんな小さな行為でも、相手の負担にならずに寄り添えることがあります。
一方で、心遣いはもう少し深いところにあるように感じます。
気遣いが“相手の状態を察すること”だとしたら、
心遣いは“相手の気持ちを想像して動くこと”。
相手がどうしてほしいか、どこまで踏み込んでいいか、
その境界線を静かに見極める優しさです。
妻が疲れている日は、あえて何も言わず、ただ隣に座るだけの日もあります。
それが、気遣いから心遣いへと変わる瞬間なのかもしれません。
言葉よりも、そっと寄り添う空気のほうが伝わることもありますから。
おせっかいにならないためには、こちらの“良かれ”を押しつけないこと。
そして、相手の心のドアが開くのを待つ余裕を持つこと。
最近はそんなことを意識しながら、人と関われたらと思っています。
今日も、誰かの負担にならない気遣いを。
そして、そっと寄り添う心遣いを大切に過ごしたいと思います。
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