皆様、お今晩は。遅まきながら東京都美術館にて7月5日迄開催中の「アンドリュー・ワイエス展」に行って参りました。
実を申しますと、ワイエスの実物は一回も御目に掛かったことが無く今回初めて現物を拝めたのですが、やはり良いですね。
展覧会場に行って初めて知ったのですが、1995年と2008年から2009年に渡っての展覧会。一番新しいところでは2024年に開催されていたのですが迂闊にも気が付かなかったのです。
今回の展覧会で「丸沼芸術の森」さまが、纏まった形でのワイエスのコレクションを持っていることは存じ上げておりましたが、まさかこれ程迄の点数を持っていたとは驚異でしたし、ユニマットグループさまも負けてはおりません。ですが一番驚いた作品『薄氷』の所蔵先が三井住友銀行であったことに驚いたのです。と…申しますのは、2019年に国立西洋美術館開館60周年記念で開催された「松方コレクション展」でも数点の優品が三井住友銀行だったことで、これは多分どちらかの銀行に凄腕の目利きが居るのでは無いか?と思っております。これに関しては住友銀行側なのか三井銀行側なのかまだまだ詳細は不明でございます。
この人の特徴としては油彩画では無くて、テンペラ画(絵具を卵黄等乳化剤で溶かしたもの)で油彩画がはじまる迄のメイン作品であり一番の有名どころでいえばボッテチェリの『春』やフラ・アンジェリコの『受胎告知』が挙げられます。この手法を20世紀に活用したとありまして確かに多いのですが、水彩画やドライブラッシュと言った技法も駆使していてサッと描いた感じがあってこれがまた良いんですね。
今回の展覧会の図録は3300円でしたが即決で購入致しました。正直申して今月は財政的に非常に厳しいのですがそれでも購入したのは東京国立博物館や三井記念美術館の場合、過去の図録でも購入可能なんですけれども、東京都美術館や国立新美術館の場合過去の図録を売っている場所が無いのと、今回は書籍扱いでは無かったのが非常に大きいです。
https://wyeth2026.jp/
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