「スペンサー ダイアナの決意」のクリステン・スチュワートと、「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」などに出演した元ボディビル選手の俳優ケイティ・オブライアンが共演したクィア・ロマンス・スリラー。
1989年。トレーニングジムで働くルーは、自分の夢をかなえるためラスベガスへ向かう野心家のボディビルダー、ジャッキーと運命的な出会いを果たし恋に落ちる。しかしルーは、街の裏社会を仕切り凶悪な犯罪を繰り返す父親や、夫からDVを受けている姉など、家族にさまざまな問題を抱えていた。そんなルーをかばおうとするジャッキーは、思いもよらない犯罪網へと引きずりこまれていく。
父親を嫌悪しながらもその影響下から抜け出せないルーをスチュワート、彼女のパートナーとなるボディビルダーのジャッキーをオブライアン、圧倒的な力を持つルーの父親をエド・ハリスが演じ、ジェナ・マローン、アンナ・バリシニコフが共演。「セイント・モード 狂信」のローズ・グラス監督がメガホンをとり、ノワール、ラブストーリー、スリラー、ユーモアなど多様なジャンルを横断しながら、大胆で示唆に富んだストーリーテリングと刺激的な演出で描き出す。(映画.comより)
<2025年8月31日 劇場鑑賞>
クリスティン・スチュワートが好きです。短髪と個性的なメイクがよく似合い、とてもきれいなのにちょっと擦れた感じがする、そのバランスが絶妙だと思います。「チャーリーズ・エンジェル」の彼女が好きかな。「シンデレラ」よりきれいだったと思います。この映画は女性監督みたいですね。長編1作目がとても評価の高かったらしいので、機会があれば見ようかなと思います。
クリスティン・スチュワート演じるルーには、悪いことをしている強権的な父親と、DVバリバリの男と結婚している姉がいます。姉は依存体質で、顔が腫れ上がるほど殴られていても、夫を失うことを恐れていて、逃げるどころか「彼を奪わないで」とかいう女性です。イラつきますね。そして、ルーは、スポーツクラブでの掃除・片付けが仕事なんですが、あるとき”ベガスでボディビルのコンテストに出て優勝する”という夢を持った女性ジャッキーと出会い、恋人同士になります。筋肉を鍛えに来ていたジャッキーと仕事がはけた後しゃべっていたら、アホな男が絡んできて、ジャッキーがパンチ1発を迷わず繰り出したところに惚れちゃったのです。もちろん男には殴り返されましたが、そんなジャッキーに、ステロイドを勧めたのがルー。これが効きました!ジャッキーはそれからステロイドのとりこになります。
パワフルなジャッキーは、ルーの姉にいちいち暴力をふるう夫が許せなくて殴り、つい殺してしまいました。ルーはそれを隠すしかありません。でも実は、ルーの父親も時々人を殺していたり。そんなこんなで、タガの外れた物語があちこちで展開されていきます。ジャッキーは明らかにステロイド中毒になっていくし、どこまでが現実でどこからが幻覚なのか、わからない話になっていくのですが、二人の愛は変わりません。ラストだって、何の解決も表示されないのですが、とりあえず一緒にいる二人です。
「愛はステロイド」という邦題も笑えますが、この二人が一緒にいる画は、なによりぶっ飛んでいてサマになっていました。やっぱり、クリスティン・スチュワート、大好きだな。
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