演技上手な女優さんで、ちょっと嫌いになるくらいです。
今回の映画でも「してやられ」ましたよ、ええ。
アメリカを代表するファッション誌の編集長の役なわけで、
全身これファッション業界代表、って感じです。
これは前作もそうでしたけどね。
もちろん今回もそうなんですよ、でも年は取ったよね。
だって前作(映画内と実際の時間軸は同じ)から20年たってますから。
整形もしただろうけど顔にしわひとつなく、体形も見事に細いまま、
体の動きにも切れがあり、口調は前作以上に辛辣。
でもね。
「もしかしたらこの業界にもういられないかも」っていうシーンがあって、
パーティーのあとホテルの自室に戻って、パートナーにこう言う。
「身を引くべきときって自分でわかるかしら」。
このとき、パーティー衣装そのまんま、でかいイヤリングと派手な化粧なんだが、
なぜだか髪の毛の分け目が薄くなってて、こんなところに年齢が?!とびっくりする。
これって演出?それとも本当にこんなふうなの?
と思ってその後のシーンでとにかく「分け目」に注目して、わかりました。
演出でした(笑)。
何本か髪の毛抜いたと思う。
あの「前髪ぐっとたてるヘア」の立て方を少し低くして疲れた感じを出して、
ブルネットをプラチナブロンドに染めてるんだが、
プラチナブロンドというより「白髪」な色にわざとして、
「よく見ると髪のつやも消えハゲぎみになってる老女」を演出したんだね。
だってそのあと、全く地肌は見えないし、
髪色も、どうやるんだかしらないけどシルバーのグラデーションみたいになってるもの。
そういう外見は場合によってはCGでも作れるかもしれない。
でも「そういう」外見で「いかにもそういうふう」に見せる演技はさすがとしか言いようがない。
演技力お化けのメリル・ストリープにまたしても「してやられた」映画でした!
追記;
メリル・ストリープのパートナー役がケネス・ブラナーとは全く気づかなかった!!
‥この人も演技お化け一族でしたね。
追記2;
演技上手ってわけじゃないけど目立った役者さんは
「アンディの助手になったちびの中国系女性」です。
頭はいいけど服装がもっさりしてて一番最初にランウエィに入社したときのアンディみたい!
でも最後には、会社上層部のリストラ会議を「スマホを落とすふり」で盗み聞きし、
イタリアから帰ったアンディを黒いドレス姿で迎える立派な助手になったとさ。
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