mixiユーザー(id:68803308)

2026年04月16日16:03

175 view

小さな一歩が教えてくれたこと

昨日の日記にも書きましたが、

息子が小学生の時、スポーツ少年団に入りソフトボールを始めた彼とともに、
私もコーチや監督として子どもたちの指導に関わるようになった時のこと。

その中で印象に残っている一つに、“ボールが怖い子どもたち”との日々がある。

守備練習をしていると、最初のうちは多くの子がボールの正面に入ろうとしない。
怖さからか、横に手を伸ばして取ろうとする。

当然うまく取れず、グローブに当たったボールが跳ね返って体に当たり、痛い思いをすることが多かった。

私は子どもたちにこう伝えた。
「横に手を出すから取れないんだよ。正面に入れば、ボールはちゃんと見えるし、痛い思いもしないんだよ」
すると子どもたちは一度は正面に入ろうとする。
しかし、やはり怖いのだろう。なかなか真正面に入る勇気が続かない。

そこで、もう一度伝えた。
「正面に入ってないから、ボールが飛んでくるラインが見えないんだよ。見えないから取れないんだよ」
その言葉に、また一度は正面に入ろうとする。
だが、怖さが勝つのか、すぐに元の取り方に戻ってしまう。

そこで私は、少し厳しいようだが大切なことを伝えた。
「ボールが取れないとミスになる。ミスが続くとチームが負けちゃう。みんなで勝ちたいなら、怖くても正面に入ってみようよ」

その言葉を聞いた子どもたちは、
ボールに当たりながらも、痛い思いをして泣きながらも、正面に入ろうとする姿を見せてくれた。

怖さを抱えながらも、仲間のために前へ出ようとするその姿に、胸が熱くなり、涙したのを今でも覚えている。

あの日の子どもたちの表情は、今でも忘れられない。
自分のためだけなら逃げてしまうことでも、仲間のためなら踏み出せる。

その小さな一歩が、どれほど大きな成長につながるのかを、子どもたちは身をもって教えてくれた。

子どもの素直さは、大人が忘れかけた大切なものを思い出させてくれる。

そして、ふと思い出すのが、私の好きな名言、イチローさんのこの言葉である。
「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」

あのとき見せてくれた小さな一歩が、いつの日か彼らの背中を押す力になってくれていればと思う。



(↓音出ます)
https://youtu.be/DwTinTO0o9I?si=_AMO_zypwWGO1MfR
6 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年04月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

最近の日記

もっと見る

過去の日記