イランという国、独裁国家だ〜と言われているが、政治は共和制であり、大統領・内閣・議会がある。さらにガチガチの官僚国家でもある。最終決定権は宗教指導者にあるかもしれないが、独裁というのはちょっと違うだろう。日本だって国会は立法機関だし、法律を作れる唯一の機関だが、天皇陛下の御名御璽、発布がなければならない。日本の天皇には拒否はできないが、アメリアなどでは大統領がサインしなければ法律として有効にはならない。
それはさておき、ぐぐるマップでペルシャ湾・オマーン湾あたりを眺めてみてほしい。航空写真と地形を見るとよくわかるが、イランは山だらけだ。
ホルムズ海峡はけっこう狭く、幅30Kmちょっとなので、ちょっとした山から見下ろせば船を見つけるのに苦労はない。攻撃も山の稜線から飛翔体を飛ばすことで可能だ。
それ以外にも海からなら小型のボート(遠隔操縦でもちょっとしたコンピュータ制御でも)に爆弾を積んでぶつける、という方法もある。
そして大型タンカーや貨物船は全長300m級のものもあり、的としてはとても大きく、装甲があるわけではなく、できるだけ軽く作られている。荷(油でもバラ積みでもコンテナでも)を積んでしまえば速度も自転車並みだし、最小旋回半径は1�匐瓩�になり、時間も30分ぐらいかかる。停止しようとしても4Km程度進んでしまうので簡単ではない。
操舵室から前の海面が見えるのは舳先から数百メートル向こう、ということもあり、間をつめての縦列航行もできない。
そこに海軍が護衛するとしても、タンカー・貨物船にあまり近づくわけにはいかない。でかいタンカー・貨物船に視界がさえぎられる(レーダーも通らなくなる)。
空から・海からの攻撃はどちらから来るかわからないので片側だけを守っても、完全な護衛はできない。
攻撃する側は空からにしても海からにしても、かなりの高速で突っ込んでくるので、防御する時間も限られる。
護衛するとしても駆逐艦なみの小型で比較的高速の艦艇が複数つく必要があるが、味方を撃たないための配置も考えなければならない。上空に戦闘機・攻撃機を配置するのも限界がある。乗組員の緊張も大変なものになる。
つまり、アメリカについて船舶護衛をするのはとんでもなく困難。軍事については素人の私でもその程度はわかる。
むしろ、中国・インドのようにイランと協議して攻撃しないように求める(対価は何か必要になるだろうが・・・)ほうが自衛隊を出すより費用も安くすむ。
最期に。
イランは科学論文の発表・引用数で2023年に日本を追い抜いてさらに勢いをましていた国でもある。
news.yahoo.co.jp/articles/0be8fa3053f9414cb5d8d96074932ca56a1d55ee
アメリカンジョークにこんなのがあったりする「彼が今一番の成長株だ」「そりゃすごい、今のうちに殺そう」。
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