家電量販店から届いていた「景品引き換えハガキ」を見つけた。
持っていけばマグカップがもらえるらしい。しかも“数量限定”。
私はその文字を見た瞬間、そっとハガキをゴミ箱の上にかざした。
「いや、もう家にマグカップ山ほどあるし…これ以上いらんやろ」と思いながら。
そこへ妻がやってきて、私の手元のハガキを見た瞬間に眉をひそめる。
「なんで捨てようとしとるん?せっかくもらえるんやから、もらっとこや。」
妻は“景品はとりあえずもらう派”。一方の私は“使わんものは増やさん派”。
この違いが、食器棚のスペースにじわじわと影響している。
私は「いや、マグカップもう入りきらんって。
扉開けたらガチャガチャ落ちてくるレベルやん…」と小声で返すが、
妻は明らかに“すぐ捨てたがる夫”として扱ってくる。
どうやら夫婦の平和のためには、“景品の扱い”もどこかで折り合いをつけるのが正解らしい。
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