朝、歯を磨いて洗面所で口をゆすいだあと、私はそのままタオルで口元を拭いて終了。
洗面ボウルの周りや鏡に少し水が飛んでいても、「まあ乾くしええやろ」と思って気にしない。
そこへ後から妻が洗面所に来て、周りの水はねを見た瞬間に眉をひそめる。
「また水飛ばしとるやん。なんで拭かんの?」
妻は“使ったらその場で拭く派”。一方の私は“自然乾燥でええやろ派”。
この違いが、毎朝のように小さな温度差を生む。
私は「すぐ乾くって…」と小声で返すが、妻は明らかに“水はね放置夫”として扱ってくる。
どうやら夫婦の平和のためには、洗面所の“ひと拭き”も妻の基準に合わせるのが正解らしい。
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