夜、冷蔵庫を開けると、以前自分で買ったプリンが奥に残っていた。
賞味期限を見ると三日前。
私は「まあ、これくらいなら余裕やろ」と思いながら手に取った。
そこへ妻がきて、プリンを見た瞬間に眉をひそめる。
「それ、もう期限切れとるやろ。食べたらいかんよ、捨てんけん。」
私は慌ててプリンを掴んで言う。
「いやいや、まだいけるって。賞味期限やし、“おいしく食べられる目安”やから腐ってはないやん。」
妻は呆れたようにため息をつき、ゴミ箱のフタに手をかける。
「またこうやって買ってきて、食べんと放置して…結局私が捨てるんやから。」
私は「いや、今日は食べるって!今食べるけん!」と説得しながらスプーンを探した。
妻は半分あきれ顔で「ほんまに食べるんやな?」と念を押してきた。
結局、私はその場でプリンを開けて食べた。
妻は横目で見ながら「お腹壊しても知らんで」と言うが、私は「大丈夫大丈夫」と返した。
どうやら夫婦の平和のためには、賞味期限の“ゆるさ”も私が少しは改めるのが正解…なのかもしれない。
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