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2026年02月01日01:10

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「十七歳の終わりのレクイエム」


「十七歳の終わりのレクイエム」歌詞


卒業証書の筒がまだ部屋の隅で埃をかぶる前
夏が来て 僕らは自由という名の劇薬を飲んだ
噂話が風に乗って届いたのは 蒸し暑い夜のこと
あいつが死んだらしい 遊泳禁止の海で
酒に溺れ 波にさらわれ 魚たちの餌食になったと
誰もが顔をしかめて その無残な姿を想像した
まだ大人になりきれない僕らの 最初の葬列

青すぎる空が憎らしいほど眩しい
終わらない夏休みなんて どこにもなかったんだ
死神は順番待ちなんてしてくれない
ただ唐突に 僕らの青春を奪いに来る

喪服を脱ぐ暇もないまま 次の電話が鳴った
一番仲の良かったあいつが バイクで散った
アスファルトに刻まれたブレーキ痕 砕けたヘルメット
そしてもう一人 遠い異国のオーストラリアで
免許を取ったその日のうちに 風になったと聞いた
猛スピードで駆け抜けて 永遠の闇へ飛び込んだ
立て続けに消えていく 僕の隣にいたはずの笑顔たち

その夜 夢を見た
暗い水底のような 静かな場所で
バイクのあいつと 異国のあいつが立っていた
「行こうぜ」って いつものように笑って
僕の手を引こうとした気がした
迎えに来たんだな そっちの世界へ
不思議と恐怖はなかった むしろ懐かしささえ感じて

青すぎる空が憎らしいほど眩しい
終わらない夏休みなんて どこにもなかったんだ
死神は順番待ちなんてしてくれない
ただ唐突に 僕らの青春を奪いに来る

でも 僕は目覚めた
汗ばんだシーツの上 蝉の声がうるさい朝に
連れて行かれなかったのか 置いていかれたのか
空っぽになった隣を見つめて
生き残ってしまったこの夏を 僕は歩き出す
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