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2025年11月28日22:45

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『イクサガミ』第一シーズン全6話鑑賞致しました

皆様、お今晩は。Netflixにて11月13日より配信が行われました『イクサガミ』シーズン1全6話を鑑賞致しました。その感想です。


時は明治11年、深夜の京都・天龍寺。主人公・嵯峨愁二郎(岡田准一さま)をはじめとする292名の志士たちは、各自に配られた木札を奪い合い、東京に辿り着いたものに賞金が与えられる蠱毒という名のゲームに参加する。血に飢えたような志士たちと不穏な空気に包まれた深夜の天龍寺。そしてゲーム開始の号令と共に、参加者たちの命をかけた戦いが息つく暇もなく展開されていく―。

正直申して戦争映画は好きなのですが、自分が好きなのは怖くて哀しい人間同士が戦い合って命を落としたりする映像的な展開で御座いまして、その際に使われる武器弾薬の類は全く以て興味も関心も御座いません。本作もそうした視点で拝見していたので第一話で役者の方々がほんとうに豪華な使われ方をしているのと、ネットフリックスの系列で言うところの『イカゲーム』をも彷彿とさせる明治10年の十万円は、現在の貨幣価値に換算して軽く十憶円を賭けた剣豪達の殺し合い。そのコンセプト自体は面白いと感じるのですが、自分が最も感心したのは、第四話 残40:39 に現れる不自然な背景の描写なんですが、自分的にはこれを観て驚喜乱舞したと言っても過言では御座いません。『横濱写真』と言う明治写真史を語る上では外せない「明治美術史における仇花文化」が一瞬で表現されているのに咽び泣いたのでございます。(画像2)参照

自分が一番胸打たれたのが、参加者の中でも最弱の藤崎ゆみあ御嬢様演じる香月双葉御嬢様でして、当時流行していた「コロリ」コレラに神に祈るしかない弱い女性を演じているのですが、彼女が第五話で清原果耶姐さん演じる剣士である衣笠彩八さまから残30:16 「今のお前は弱い。自分にしか強さを見つけるより他にはない」と言う旨の痛烈なお小言を頂くのですが、それが華開いたのが同話の 残21:09 共感力も一つの力 自己責任論に対しての強烈なアンチテーゼ とメモしましたが宿場町で刺客に襲われて巻き込まれてしまった一人の青年が関所である池鮒鯉宿にて木札5枚を持っていないと通過出来ないルールなんですが狭山進之介は一枚も持って居ない状態すなわちここを通り抜けることが出来ない「弱者」でございます。他の面子は自分の木札が無くなるのが惜しいのとこいつが居ても「足手まとい」になると言う理由で彼を見殺しにしてしまおうとするのですがここで双葉御嬢様はあることをするんです。自分も弱い人間ですからほんとうにこの場面は辛かった。でもそれこそが「双葉にしかない力」では無いでしょうか?武力で勝ったとしても人間としての良心を失えば生きていて恥ずかしくないんですか?と自分は問いたいです。


https://www.youtube.com/watch?v=xSQDyBrfJ_4
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