成績を付けました。
全く自由につけていい…と言われています。そこがいいところです。
ところが、不可を出すとどういうことになるか…というと、大学の募集に響きます。あそこの大学は単位が取れないという噂になったり、高校の進路指導の先生が止めたりするからです。
決して、「募集に響くから、不可は出さないでくれ」と言われているわけではないのですが。
不可が出ないように、自主的に、忖度します。昭和百年大赦。
しかし、成績は忖度できません。
奨学金(大学が独自に減免するものは、成績順位順にもらえるようにしないといけないからです)、また、就職や留学時の推薦という問題があるからです。
感情を押し殺し客観的に判定しないといけません。それが、苦しく難しい。
美人は有利だ。
従順な性格の者は有利だ。
同情させたものが勝つ。
この三つは、ほとほと思い知らされます。朝は弁当屋で、夜はファミレスでバイトしている。素直にうなずきながら講義を聞いている美女。成績が悪いから、可を付けるのは、非常につらいです。
ところで、
出来ない人はいろいろとタイプがあります。
パソコンに例えると
1 スペックはいいが、電源がすぐ落ちる。
ちょっと目を離すと寝ている。ナルコレプシーなどの病気ではないか…と思いました。しかし、ナルコレプシーはめったにない病気だそうですから、違うか。
ある同僚が言っていました「あれは、防衛機制だ」と。なるほど。傷つかずに済むからです。でも、ちょっと解けない問題があったり、叱られた程度で意識を消さなければならないメンタルなんて…冗談じゃなく、日本は滅びます。
2 CPUが悪い
ペーパーテストの設計には限界があります。また逆に、医学部などオーバースペックだと言われます。これには、国の政策や制度設計が絡んでいます。歯学部などは作りすぎで、レベル低下しています。開業歯科医が儲かるようにすれば状況が変わると思います。
3 ストレージがおかしい
最近思うのは、アンインストールの力がおかしくなっている、出来なくなっている…ということです。こっちが「謙譲語はへりくだる言葉ではなく、動作の受け手を尊敬する言葉だ」と、四回言っても「謙譲語はへりくだる言葉だとわかった」という答案が、15%も出ます。
(謙譲語は、なぜ、自分がへりくだる言葉だと解釈してはいけないか。次の二文を検討すればわかります。〇は成立する文章。✕は成立しない文章。
〇「専務、昨日、社長に申し上げていただいたそうで、ありがとうございます。新人の山田には、私からよく言っておきます。」
✕「休暇中に私は文学賞に応募する小説をお書きしました」)
4 ソフトがおかしい。
空想を独創的だと思う風潮があるようです。だから、講義内容に関係がない思い付きをレポートに書きます。たとえば、化学を半年受講してのレポートが、「銅を高速で磨いて金を作る方法」だったら、めまいで倒れてしまいます(笑)
3,4は、ワンセットです。
まあ、やるべきことをやっている自分(講義担当者)を責めないことだと思いました。
この問題は、小学校の先生と連携して考えるべきかもしれません。
ログインしてコメントを確認・投稿する