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2025年07月27日22:10

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横綱を賜杯レースから引き摺り落とした場所でもあり、「取るべくして取った」初賜杯と言えるのでは?

■琴勝峰が初V 安青錦を突き落としで下す 自己最長の10連勝で13勝目!混戦の場所制す【大相撲名古屋場所】
(TBS NEWS DIG - 07月27日 17:17)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8408903
大相撲七月場所千秋楽、二敗で賜杯レースの先頭に立っていた東前頭十五枚目の琴勝峰が星一つ差の東前頭筆頭安青錦を突き落としに退け、決定戦に持ち込まずに13勝2敗で初優勝。七月場所(名古屋場所)の新会場であるIGアリーナでの最初の幕内優勝者になりました。この一番、低い立ち合いの安青錦を食い止め、2度のがぶり寄りで安青錦をさらに低い体勢にさせての突き落としで勝負あり。
表彰式での優勝力士インタビューでは
問:初めて抱いた賜杯はどう感じているか?
「まだ感情が追いついていない感じ。うれしいです」
問:今日は勝てば優勝の一番だったが、どんな思いで臨んだか?
琴勝峰:「前回の経験をいかして力みすぎないように、思い切っていこうと思った」
問:2年前の初場所(貴景勝との千秋楽相星決戦で敗れた)で悔しい思いもしたが?
琴勝峰:「あまり考えすぎてもしょうがない。思い切り当たっていこうと」
問:相撲内容は?
琴勝峰:「立ち合い当たってから無意識に体が動いていた。よく体が動いてくれた」
問:勝った瞬間どう感じたか?
琴勝峰:「15日間、相撲取り切れることができて、ホッとした感じ」
問:どのあたりから優勝を意識したか?
琴勝峰:「おとといくらいから意識していた」
問:意識した中での精神状態は?
琴勝峰:「土俵に上がったら、しっかりぶち当たることに意識を置いた。それが良かった」
問:日増しに相撲内容も良くなったが。
琴勝峰:「毎日毎日、1日一番。次の日は今日より調子を上げていけるようにとやってきた結果」
問:かねてから大器と呼ばれていたが、今場所は何が琴勝峰関に火を付けたのか?
琴勝峰:「いつも応援してくださっている方々に支えられて、少しでも恩返しをしたい気持ちがあった。結果を出せてよかった」
問:ご両親、妻子の前での優勝だが。
琴勝峰:「どこにいたか分からないですが、とりあえず、少しはいい姿を見せられたのかな」
問:怪我で十両にも番付を下げたこともあったが、何が支えだったか?
琴勝峰:「振るわない日々でも、温かいご声援と支えをいただいてきた結果」
問:弟の琴栄峰関(新入幕)の存在は?
琴勝峰:「とても刺激をもらっています」
問:これで幕内上位に戻すが。
琴勝峰:「もっともっと自力をつけて、たくさんの方に応援してもらえる相撲を取れるように頑張っていきたい」
問:番付の目標は?
琴勝峰:「上に上に、三役、その先も見据えてやっていきたい」
とのことで、先場所が右大腿二頭筋肉離れのため初日から休場、六日目からの途中出場ながら六番で今場所の番付は東前頭十五枚目。しかし、今場所もその影響か序盤は3勝2敗とやや苦しんだものの、六日目からは嘉陽を押し出し、七日目は時疾風を寄り切り、中日八日目には正代を押し出し、九日目は佐田の海を寄り切り、十日目は美ノ海を掬い投げ、十一日目に隆の勝を寄り切り、そして役力士と当たった十二日目以降も小結高安を叩き込み、十三日目には横綱大の里を上手投げ、十四日目に関脇霧島を上手投げ、そして千秋楽に安青錦を突き落としに仕留めて役力士に当たった三番含めて10連勝と、見事な快進撃の土俵で堂々の初優勝となりました。NHKの大相撲中継で琴風(NHK専属解説書で元大関)が度々「今場所は弟の琴栄峰が新入幕なのが発奮材料となったようで、相撲が見違えるほどに良くなった」「こんな琴勝峰見たこと無い」とコメントするのもなるほどだと思わせる十五日間だったと思います。
佐渡ケ嶽部屋では兄弟子にあたる大関琴櫻らと切磋琢磨を繰り返し、一時は琴櫻よりも先を行っていたほどの勢いがあった琴勝峰も度々の怪我で幕内と十両の往復が続き、休場も21を数える琴勝峰ですが、賜杯レースを最後まで闘っていた安青錦や草野と比較しても、役力士との対戦を落とさなかったことは大きかったと思います。
さて、今場所の三賞ですが、殊勲賞に40歳にして横綱大の里から金星の玉鷲と「今場所の優勝力士」ということで琴勝峰、敢闘賞には新入幕草野、琴勝峰と「今日勝つこと」が条件だった新入幕藤ノ川(一山本を叩き込みに退け10勝5敗)、技能賞には安青錦と草野という結果となり、最後まで賜杯レースに残った三人の平幕に何を授賞するか、苦心の跡も窺える印象となりました。また、十両優勝は西11枚目の三田(11勝4敗)、決定戦の序二段は西98枚目豪乃若、6勝1敗の三人の巴戦となった序ノ口は東21枚目可貴が優勝を決めました。
その他。三敗で賜杯レースに最後まで残っていた新入幕の草野は、一つ前の取組で琴勝峰の優勝を目の当たりにした後、小結高安に立ち合いから終始突き押しで攻められ、何も出来ずに突き出しに屈して安青錦、とともに11勝4敗。結びの一番で大関琴櫻を寄り切りに仕留めた横綱大の里、美ノ海を寄り切りで制した熱海富士とともに「優勝次点」となりました。
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