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2025年06月11日14:12

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パレー/デトロイト響名演集(その2)

先日エントリした10枚組ボックスの5枚目から8枚目まで聴きました。この4枚に収録されているのは、サン=サーンス、ビゼー、シャブリエ、ショーソン。ほかにもグノー、D.F.E.オベール、オッフェンバック、ボワエルデュー、トマ、ラロの作品が聴けます。

特筆すべきは、シャブリエ。これ最高。前回のエントリで幻想交響曲とフランクのためだけでもボックスを買う価値があると書きましたが、シャブリエも入れねば。CD7枚目に狂詩曲スペイン、気まぐれなブーレ、楽しい行進曲、歌劇『いやいやながらの王様』から「ポーランドの祭り」と「奴隷の踊り」、『グヴェンドリーヌ』前奏曲、田園組曲(4曲)が入っていて、思わず笑ってしまうようなユーモラスな表現も含めてシャブリエの奔放で生気に満ちた世界が楽しめます。パレー/デトロイト響の演奏は、一度これを聴いてしまうとほかの演奏はヌルいと思ってしまうほどに圧倒的。まさに光彩陸離、天真爛漫、欣喜雀躍といえよう(爆)。

サン=サーンスやビゼーももちろんいいのですが、個人的にはグノーがツボでした。CD6枚目に『ファウスト』からバレエ音楽と8枚目に第2幕のワルツが収録されており、この手の音楽はカラヤンでおなじみでしたが、テンポの違いもあって面白い。ワルツは小学校でたしか昼どきの放送で流れていた曲で、演奏もこのパレーだったのじゃないかな? 華麗でダイナミックなサウンドが記憶を蘇らせてくれました。記憶といえば、サン=サーンス「フランス軍隊行進曲」も小学校のころに聴いた曲で、タイトルもだれの曲かも覚えていなかったのがこれで判明しました。ちなみにこの曲、Youtubeでオーマンディ/フィラデルフィア管の演奏が聴けますが、タイム表示が4:53。パレーは3:48。マジ爆速。

これは演奏ではなく音楽についてですけど、ラロがよくわからないf^^;。ここでは8枚目にバレエ音楽『ナムーナ』第1組曲と歌劇『イスの王様』前奏曲が収録されていますが、メロディー不在で和声とリズムだけが動いているような作品で、この感じ、初期のブルックナーみたいな(爆)。過去に有名なスペイン交響曲を聴いても何がいいんだろ?と思っていましたが、パレー指揮でも目からウロコにはなりませんでした。

それにしても音のいいことよ。わが家ではエントリクラスのCDプレイヤー、管球プリメイン、フルレンジ一発スピーカーのサブシステムよりもハイエンドクラスのCDプレイヤー、セパレートアンプ、3wayスピーカーのメインシステムで聴いた方がさらに素晴らしいという結果になっています。お金かけた方がいいのは当たり前だろ、と思われるかもしれませんが、ものによってはしばしば逆というか、むしろラジカセがいちばんふさわしいみたいな結果になることもあるものでf^^;。1960年前後の録音でこの水準とは、録音技術の進歩って本当にあったのか疑わしくなります。
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