本日の世見 2025年6月09日(月曜日)
『火山噴火』
火柱を空高々と上げ、真赤に燃える岩を川のように流し、空中が割れるかと思うばかりの大音響と共に大地を揺るがす火山噴火。
人力など及ぶ事のない別世界が地上に広がります。
古代人は、この光景を見て“神”の存在を信じたことでしょう。
日本の多くの火山には、神社が祀られています。
箱根山の大涌谷は、かつて「大地獄」と呼ばれていたことがあります。
窪地となったカルデラは、死に至らしめる有毒を吹き出していたので、地獄と言われたのかもしれません。
現在は、アホウドリが繁殖する無人島になっている「伊豆鳥島」ですが、1902年(明治35年)の5月、大爆発して島民全員の125人が亡くなられました。
近くの海中でも爆発が起きたと言います。
伊豆鳥島の230km北にある青ヶ島では、1785年(天明5年)に大噴火が起きて全家屋が焼失、200人ほどの人は八丈島に避難しましたが、逃げ遅れた120以上の人が亡くなりました。
また、1792年の5月、雲仙普賢岳の火山性地震は地獄絵そのものでした。
東麓にある眉山の東半分が火山性地震で大崩壊、その時の岩石は城下町の島原を押しつぶし、住民の殆どの人は圧死しました。
この噴火の災害は島原だけにとどまらず、大量の岩石が勢いよく一気に島原湾に流れ込み、津波が起き、島原湾を横断して対岸の肥後(熊本)の沿岸を襲いました。
その時の波の高さは10m。アッという間に約5000人が呑み込まれたのです。
1888年、磐梯山の大噴火の時は、5つの村が山火泥流の下敷きになってしまいました。
景勝地の裏磐梯高原というのは、この時の火山爆発で出来、泥流は川を堰き止めて檜原湖を造り、湖には今も当時の宿場町がそのままの姿で眠っているといいます。
日本には250程の火山があり、活火山は108もあります。
あなたが住まわれている地域に火山はありませんか?
これからは火山噴火が気に掛かります。
※写真は磐梯山
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