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2025年05月29日15:34

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ロボット・ドリームズ(Robot Dreams)

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 「ブランカニエベス」で知られるスペインのパブロ・ベルヘル監督が初めて手がけた長編アニメーション映画。アメリカの作家サラ・バロンによる同名グラフィックノベルを原作に、擬人化された動物たちが暮らす1980年代ニューヨークで犬とロボットが織りなす友情を、セリフやナレーションなしで描く。

ニューヨーク、マンハッタン。深い孤独を抱えるドッグは自分の友人にするためにロボットを作り、友情を深めていく。夏になるとドッグとロボットは海水浴へ出かけるが、ロボットが錆びついて動けなくなってしまう。どうにかロボットを修理しようとするドッグだったが、海水浴場はロボットを置いたままシーズンオフで閉鎖され、2人は離ればなれになってしまう。

2024年・第96回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネート。(映画.comより)





<2025年2月2日 劇場鑑賞>

 「ブランカニエベス」、見たような気がする。白黒で小人さんたちが出て来る映画。でも、似たようなものと勘違いしてるかも。表題も記憶しているのだけれど、内容をあんまり覚えてない。なんなんだろう、私。

 ということで、「ロボットドリームズ」です。評判が高いのは知っていました。絵もかわいいし、優しい。それで、他の映画もみるから、ということでわざわざ都会まで出て見たのでした。(結論から言うと、後に和歌山にも降りて来たのです。2週間だけの上映でしたが。)

 優しい、とっても優しい映画でした。孤独な犬君は、友達が欲しくて仕方がない。とうとう通販でロボットを購入しました。でも、きちんと組み立てると、そのロボットもとても優しい人、いやロボットでした。楽しい時を過ごす二人。でも、うっかり海水浴に行き、ロボットはさびついてしまいます。犬君にはどうしようもない。そのうち、夏が終わって海岸は閉鎖されてしまいました。1年待って海岸に駆け付けるころには、そこにロボットはいません。探しても探しても見つかりません。

 横になっているだけのロボットにも、1年間いろんなことがありました。あらゆることを空想したり、鳥さんたちとも仲良しに。



<ここからネタバレ>

 でも、犬君の努力も虚しく、彼らは再会できなかった。ロボットもスクラップにされちゃった。でも、アライグマさんに拾われて、ボディをチェンジして、ロボットは再生しました。意識は元のまま。ロボットのこと、諦めた犬君は、新しいロボットを注文。でも、皮肉なもんですね。新ロボットと歩いている犬君を見つけてしまった旧ロボットは、駆け寄ろうか、でもな・・・と迷った挙句、黙っていることを選択します。そして、新しいボディのカセットテープ再生機で、思い出の曲を大音量でかけるのです。どこからともなく聞こえてくる懐かしい音楽に、犬君は、かつて旧ロボットと踊ったステップを踏みます。遠くで見ている旧ロボット。お互い、今のパートナーといることが、今は幸せなんだと言い聞かせているようです。

<ネタバレおわり>

 話の展開や、ラストは賛否両論かもしれません。でも、ほとんどの人は、たぶん彼らと同じ行動を取るでしょう。私もきっとそうします。思い出は思い出として、美しいままで。ただ一点。金属は塩水につかってると錆びます。そんなこと、普通に生活しながら犬君は知らなかったのか、あるいは取扱説明書に書いてなかったのか、とは思いましたけどね。
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