自民党の西田昌司参議院議員は、
5月3日に那覇市で開かれた憲法に関するシンポジウムで、
沖縄県糸満市にある「ひめゆりの塔」の、
沖縄戦で犠牲となった「ひめゆり学徒隊」の説明について、
「日本軍がどんどん入ってきて、ひめゆり隊が死ぬことになり、
アメリカが入ってきて、沖縄が解放されたという文脈で書いてある。
歴史を書き換えると、こういうことになってしまう」などと発言しました。
これに対し、沖縄県はもとより野党各党からも批判の声が上がりました。
西田参議院議員は7日に記者会見し、
「国会議員になる前の20年以上前に視察に行ったことがある。
私が展示を見て、そう理解した。
展示の文章は覚えてないが、そういう印象を持った」と述べ、
更に、
「沖縄戦は民間の方もたくさん犠牲になったが、助けるために日本軍が行った。
日本人を守るために先人は戦い、犠牲になった人を悼むと同時に、
なぜそういう戦争が起きたのかを、
日本人自身が問いかけなければならないという文脈で発言した」と述べ、
発言を撤回する意志のない事を示しました。
しかし、公明党や自民党内部からの批判の声を受け持たないと判断したのでしょう、
西田参議院議員は今日9日に記者会見し
「丁寧な説明なしに、ひめゆりの塔の名前を出して講演したこと自体、
非常に不適切だった。沖縄県民やひめゆりの塔の関係者におわび申し上げる。
発言は訂正、削除したい」と述べ、撤回する考えを示しました。
西田参議院議員は、歴史が捏造されているとの趣旨の発言をしていますが、
右派の人が歴史の捏造と言い出したのに、少し唖然とする思いがしました。
歴史の捏造は、右派の人々の得意技だと思っていましたが。
右派の人は、事実をよく確認せずに、
自分たちの思いを込めて述べてしまう傾向がありますが、
今回の西田参議院議員の一連の発言は、典型的な右派の人の言動だと思いました。
7日には、自民党の保守系議員連盟「日本の尊厳と国益を護る会」は、
先の大戦について、政府が検討する有識者会議による検証を見送るよう
石破茂総理大臣に求める要請書を提出しています。
石破総理は、戦後80年の節目に合わせ、検証結果を踏まえたメッセージを
8月に発表したい考えですが、右派の人達にとっては、
有識者による検証で、歴史の真実を明らかにする事が、
自分たちの歴史観と相違しそうなのが嫌なのでしょうか?
こうした人達には、今回の西田参議院議員の一連の動きは、
痛手になるような気がします。
なお、明日は所用のために日記等は休ませて頂きますので、
お含み置き下さい。
【今日の一句】
大違い 福(フク)は徳(トク)だが 河豚(フグ)は毒(ドク)
澄むと濁るで大違い・・・
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