ジェイソン・ステイサムと「スーサイド・スクワッド」のデビッド・エアー監督がタッグを組んだリベンジアクション。
アメリカの片田舎で養蜂家(ビーキーパー)として隠遁生活を送る謎めいた男アダム・クレイ。ある日、彼の恩人である善良な老婦人がフィッシング詐欺に遭って全財産をだまし取られ、絶望のあまり自ら命を絶ってしまう。怒りに燃えるクレイは、社会の害悪を排除するべく立ちあがる。世界最強の秘密組織「ビーキーパー」に所属していた過去を持つ彼は、独自の情報網を駆使して詐欺グループのアジトを突き止め、単身乗り込んだ末にビルごと爆破。その後も怒とうの勢いで事件の黒幕に迫り、事態はFBIやCIA、傭兵部隊や元同業者まで入り乱れる激しい闘争へと発展していく。
「ハンガー・ゲーム」シリーズのジョシュ・ハッチャーソンが詐欺集団の元締めである実業家デレク、イギリスの名優ジェレミー・アイアンズがデレクの護衛兼アドバイザー役を務める元CIA長官ウエストワイルドを演じた。「リベリオン」のカート・ウィマーが脚本を担当。(映画.comより)
<2025年1月3日 劇場鑑賞>
悲しかったですね、とっても。なんでこんな悪人がいるのでしょうね、世の中には。ジェイソン・ステイサムは、何らかの組織に属していた腕利きだったようです。でも今は、片田舎で養蜂家をしています。孤独な彼の実直さを見抜き、優しく接してくれる老婦人が近所にいました。彼女は、元教師(校長先生もやったとか言ったかもしれない)で、引退した今はボランティア団体に所属し、お金の管理も任されていました。年金で質素に生活しながら、子供たちのために働き、信頼されていました。しかし、ある日、言葉巧みな詐欺集団に根こそぎだまし取られてしまいます。自分のお金だけではなく、団体のお金まで取られてしまった彼女は、拳銃自殺してしまいます。そして、その夜夕食に招かれていたジェイソンが第一発見者となってしまうのです。
彼女の娘はFBIエージェント。同じように夕食に来た娘は、ツラの悪い(?)ジェイソンを見て、咄嗟に彼が犯人だと思い、拘束してしまいます。もちろん、嫌疑は晴れるのですが、ジェイソンは、あんなに親切だった老婦人をカモにした奴らが許せません。行動に移します。
私事ですが、ちょうどその頃に何かをスマホで申し込もうとしていて、でも若くないから慎重にと思って、娘にいろいろ質問しながら時間をかけていると「イヤなんだったらもういいよ!」ときつく言われて落ち込んでいたところでした。若い人に気持ちはわからないとわかっていても、慎重にならざるを得ない自分が情けなく、そこへこの映画。実直な老婦人は自殺してしまったというのに、大金を得た詐欺集団の若者たちは雄たけびを上げて歓喜するのです。(自分はそんな大金は持ち合わせないけれど)他人事と思えず、気分が悪くなるほどでした。
今回は映画ですから、怒りに燃えたジェイソンが張り手一発でやっつけてくれるからいいけれど、現実はそんなわけにはいきません。泣き寝入りが関の山です。本当に悲しい世の中ですね。あ、個人的には、渋くてカッコいいジェレミー・アイアンズが見れて幸せでした。
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