初日世界興収は驚異の22億円を突破、最終興収200億円をたたき出しインド映画世界歴代5位を記録!!2023年インドNo.1ヒット作『JAWAN/ジャワーン』がいよいよ日本上陸!!!
“キング・オブ・ボリウッド“シャー・ルク・カーンが、タミル語映画界の若手ヒットメーカーと初のタッグを組んだ話題作は、坊主頭のシャー・ルク・カーンのビジュアルにインド中が度肝を抜かれ、熱い視線が注がれた!公開されるやいなや、シャー・ルク・カーンの多彩な変装や、ディーピカー・パードゥコーンの意外な登場、そしてタミル語映画界の”レディ・スーパースター“ナヤンターラのアクションと優美さで、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。さらにボリウッド映画ながら、タミル語映画界のスタッフが集結!ボリウッドとコリウッドの夢の完全タッグが実現し、新たなるインド映画が誕生した!
包帯だらけの謎の男(シャー・ルク・カーン)と怪しい6人の女性たち。彼らは地下鉄をジャックし乗客を人質にとり、
政府に対し4千億ルピーを要求する。
実は、謎の男はこの列車に乗っている武器商人カリ(ヴィジャイ・セードゥパティ)の娘を使って、カリから身代金を強奪することが目的だったのだ。
警察は身代金が振り込まれた口座を凍結しようとしたが、すでにその金は70万人の貧しい人々へ配られていた。
混乱に乗じて逃げる謎の男と女性たちが向かったのはなぜか女子刑務所だった。
彼らは悪なのか、それとも正義なのか?果たして、彼らの真の目的は一体!?(公式ウェブサイトより)
<2024年12月1日 劇場鑑賞>
インドではまだまだ露骨な身分差別が残っています。その凄惨さたるや日本人が想像できるものではありません。もちろん、貧乏人いじめは日本にもあるでしょう。お金のない若い女性に借金を負わせて働かせたり、人生経験が少ない学生を狙った投資詐欺などはその最たるものでしょう。が、見つかれば少なくとも罪にはなります。しかし、インドでは貧乏人はやられっぱなしで、そもそも救うすべがないのです。「ああいう奴らには何をしてもいい」という感覚でしょうか。しかし、世の中の矛盾は皆わかっているのです。だから、映画では「女性に対するあまりな侮辱行為」や「貧乏人に対するあまりな暴力行為」を糾弾する場面が描かれることがままあります。この映画はそういう映画です。
少し前にも「ビギル 勝利のホイッスル」という女子サッカーチームを作る話の映画の中で、アシッドアタックを受ける女性が描かれていました。サッカー選手になることに反対されるとか、従順な嫁であることを強要されるとか、そんな描写はなんとなく見ていられましたが、男性の誘いを断ったからと言って顔に酸をかけられる”アシッドアタック”のシーンは動揺しました。こんなこと、許されていいのか。いや、ダメなんだろうけれど、それでも公にその男性が捕まるシーンの描写はなくて、「女が悪い」って感じで見過ごされているのかなぁ、と思いました。もちろん、映画ではその女性の仲間たちに、同じように酸をぶっかけられてましたけどね、男は。
シャー・ルーク・カーンは優しく、強い男です。この映画では、「アザード」と「ヴィクラム」の二役をこなします。悪徳武器商人のせいで仲間を多数失ったヴィクラム。商人に欠陥を報告したところ、殺される。しかし・・・。
<ここからネタバレ>
ヴィクラムは死んでいませんでした。ぼろぼろで昏睡状態になりながらもある村に漂着。彼らに助けてもらい、一命をとりとめました。しかし、この村にも「武器工場を作るから、住民を皆殺しにしてしまえ」という命を受けた奴らがやって来て、住民を襲います。しかし、ここで昏睡状態だったヴィクラムが目覚め、奴らをやっつけてしまうのです。幼い少年は、記憶を失っていた彼に、彼のことを「調べる」と約束します。
一方、残されたヴィクラムの妻(ディーピカさん!)は、夫の悪行(もちろんウソ)を認めなかったために投獄されます。でも、彼女は妊娠していました。妊婦は処刑できないということで、男の子が5歳になるまで猶予されました。女子刑務所(ほとんどが無実)の中で大勢の”ママ”に愛されて育った少年アザードは、5歳になった年に母親を失いますが、たくさんのママのおかげで素直に大きくなりました。
そして、今では女子刑務所の看守に。そして、裏の顔として、貧しいものの味方”タイガーマスク”として活動しているのです。現実には不可能だとは思いますが、貧乏人みんなに悪人のお金を還元したり。
そして、かの”約束の少年”も出て来て活躍。本当に調べてアザードとヴィクラムは親子であることを突き止めたのですね。そしてアザードは父ヴィクラムと再会。二人は共闘するようになります。
<ネタバレ終わり>
もちろん、シャー・ルーク・カーンの恋や、踊りも披露されます。長年昏睡していたのに急に強い、とか、あり得ない演出も出てきますが(笑)、ここはキング・カーンの活躍を見て楽しむ、ということで、物語を率先して楽しむことが肝要です。虐げられた女性たちは本当に賢くて強いですし、応援することしきりでした。あと、相変わらず「怖〜い顔」で、サンジェイ・ダットも出ていました。おすすめです。
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