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2024年12月30日08:39

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2024年12月30日(月曜日)

『戦争、復興の苦役』

来年の干支は「巳」ですね。
今年は1月1日から「能登の大地震」でスタートして、心が痛みました。
日本の国造りの神様といわれているのが、大国主神です。
来年はどうか大きな災害が起きないように、大国主神にお願いしたくなりました。

今年も「戦争」、この二文字が胸の奥に刻まれて、災害とは違う心の痛みを感じさせられました。
戦争大好きな生物が人間だとしたら、今年でこの思いは卒業させてくださいと、八百万神にお願いしたくなります。

歴史を振り返ってみていますと、戦争以上に人民に苦役を強いることになるのが戦後の復興です。
始皇帝時代、大規模工事は人々の不満を充満させ、始皇帝が亡くなる前辺りから、各地で叛乱が起きました。
いつの世でも戦争を仕掛ける人がいて、駒として使い捨てになるのが人民です。

中国全土を手に入れた始皇帝ですが、旅の途中で発病して、そのまま50年の人生を終えたのです。
人民の苦しみなど気に留めず、以前からあった「長城」を伸張してつなげ、400kmに渡るものにしたのですが、この工事には数十万人の人が動員されたのです。
これで終わらず、「阿房宮」と言う豪華な宮殿や、自分の墓、皇帝陵にも、何十万人もの動員をさせたといいます。
皇帝陵がどれほど立派でも、50歳の年齢で墓に入るとは思わなかったことでしょう。

私がこの頃思うことの一つに、「“あの世”がこの世にいる人全てがわかれば、自分の死後どのようなことが待ち受けているかを学べて、戦争で人の命を弄んだり、権力で人々を苦しめたり、日本で起きている強盗殺人鬼もいなくなるのに」ということがあります。
ロシアが侵攻をやめ、ガザ地区に平和が戻った後も、人々は生きるために立ち直らなくてはいけません。
始皇帝は旅の途中で発病したと言われていますが、とても残酷な死を迎えたかどうかはわかりません。
戦争を好んで仕掛けた人の死に方は、私達とは違う気がいたします。
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