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2024年12月29日16:21

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カッチーニのアヴェ・マリア

この3日間ほどほぼダウンしてました。頭痛と咳で、微熱でしたがきつかった。病院には行っていませんが、奥方から風邪を移されたみたい。おそらく疲れも溜まっていたはず。

22日にねをはすクリスマスコンサートで、終演後ねをはすのレストランで打ち上げしてそのまま泊まりました。当日ABOのコンミスから「24日空いてません?」と言われて、空いてる(爆)。教会のクリスマス礼拝の出し物で、ピアノとヴァイオリンで成立するけど、低弦が入ると充実するということで急遽出演することに。

曲は、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス、カッチーニのアヴェ・マリア、サン=サーンスのアヴェ・マリアの3曲。23日にパート確認して、24日の午後に3人で合わせました。その夜が本番。アヴェ・ヴェルム・コルプスはABOでこれまで演奏してきたし、2曲のアヴェ・マリアも初見で弾ける内容とはいえ、準備期間がなさすぎ! カッチーニでは、繰り返しからチェロがメロディーで入って、ヴァイオリンとの絡みを予定していたんですが、ヴァイオリンを聴きすぎてしまい、絡むはずの途中で入れませんでした(ーー;)。最後のメロディーは一緒に弾いたから、聴いているお客さんには不自然さはなかったとは思いますが、落ちたー、恥ずい(爆)。頭痛が始まっていたし、集中力も切れてたみたい。

で、本題のカッチーニのアヴェ・マリアです。これまでも歌で聴いたことはあって、宗教曲にしては演歌っぽいような旋律とは思っていたんですよ。歌詞もアヴェ・マリアを繰り返すだけのメリスマというかほとんどヴォカリーズというのも様式として変わってるなあと。印刷された譜面を今回初めて見ると、「ヴァヴィロフ作曲」と書いてある。待てい! カッチーニのアヴェ・マリアは、カッチーニ作曲ではなくてヴァヴィロフ作曲?

それで調べたところ、ヴァヴィロフは20世紀のギター・リュート奏者で、この人は自分の曲を作者不詳などとして演奏していたらしい。それを出版社が勝手にカッチーニの名前を使って出版して広まった曲がこれでした。いまさらにして知りました。だから、音楽自体はかなり新しく、歌われるようになってからの歴史も浅いわけです。偽作として有名なジャゾット作の「アルビノーニのアダージョ」が同様に20世紀の作品であるのと似ていますが、ジャゾットのは確信犯らしいから、ヴァヴィロフは幾分かは罪が軽い? いやあ、けっこう有名な音楽でも、真相を知らないだけの怪しい作品がほかにまだあるのかもしれませんね。
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