読売新聞にも掲載されていましたが、千葉では歯に与える悪影響に焦点を当てた喫煙防止教室を、中学生を対象に行っております。喫煙によって歯や口腔内の見た目が悪くなることをアピールして、喫煙は不潔だし格好悪いと感じてもらい、タバコから遠ざけようという試みです。
教育委員会はいままで、文部科学省の指導に従い、肺がんや胎児の脳の発育障害など、主に内科的疾病との関係に焦点を当てて、喫煙防止に関する指導を行ってきました。しかし、千葉では中学生の34%が歯周病予備軍であるなど、一般的に中学生から歯周病が増えることに着目して、その大切な成長時期に喫煙を覚えれば歯周病は悪化して、そのため歯茎が黒くなり、悪臭を引き起こすので、歯科医を講師に招いて訴えることにしました。
また、歯に沈着したヤニが見た目に不潔で良くないことから、「タバコを吸うと格好悪くなる」と、身だしなみにも関心の高まる中学生の、喫煙への興味を抑えることを狙うと言います。これまでは内科的疾患を取り上げてタバコの怖さを訴えてきたが、教育する立場の大人が平気な顔して吸っているのでは説得力もなくなるでしょう。
見た目も悪くなるという新しい視点で、好奇心からの喫煙を抑える点では大人に騙されることなくわかりやすいかも知れません。ところで子どもの見本となる大人はと言うと歩きタバコが当り前のようになっています。何処でも気兼ねなくタバコが吸い、子どもに対する配慮はまるでありません。
副流煙という発がん性物質は子供達にしてみれば無理やり吸わされているのです。いまの大人はモラルが欠けているのです。喫煙コーナーを設けてもそれを守らない。禁煙エリアには学生たちがいても何が悪いとばかりに平気でタバコを吸うモラルの無いバカが多いのです。何かに規制されないと自分達でモラルを形成することが不得手な人間のようです。
過去、ワールドカップ・フランス大会で、日本の勝ち点はゼロでした。敗れ去る時、日本人サポーターがスタジアムのゴミを拾って綺麗にして帰りました。自国が負ければ荒れ狂うサポーターに慣れている西欧のマスコミは驚きました。
普段は部屋の掃除すら出来ないであろう若い世代が、海外で自主的にスタジアムのゴミを拾って帰ったのです。素晴らしい行動です。こうした若い世代が何時の間にか育っていたのです。それに比べ、今の親父やババァ〜どもは歩き煙草をして平気でポイステをするモラル・マナーが欠けている人間が多いです。
若者に道徳を教えなくてはならない親父やババァ〜たちが逆に見習うべきである。世界に映像で配信された若者の行動は誇りに思います。煙じゃなく人間的な誇り、これこそ我々が出会う価値で、至上的なものではないのでしょうか。
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