「足跡」を「あしあと」と読むか、「そくせき」と読むかによって意味が異なります。
「あしあと」と読むと、人や動物が歩いたあとに残る足の形を意味し、
「そくせき」と読むと、業績などの意味になります。
今日の時事通信の記事によると、
アフリカ・ケニア北部、トゥルカナ湖沿岸の約150万年前の地層から、
同時期に残ったとみられる猿人と原人の足跡を発見したと、
アメリカのチャタム大やストーニーブルック大などの国際研究チームが
29日付のアメリカ科学誌サイエンスに発表したとの事です。
異なる種の古人類がどのように共存して暮らしていたかを探る
貴重な手掛かりだとの事です。
連続した足取りが分かる足跡のほか、脇に点在する足跡があり、
それぞれ猿人の「パラントロプス・ボイセイ」と、
より進化した原人の「ホモ・エレクトス」が残したと推定されているそうです。
パラントロプスは、東アフリカと南アフリカに生息していた化石人類の属です。
パラントロプスとは、「人のそばに」という意味です。
120〜200万年前にかけて生息していて、
同時代の初期ホモ属や、やや古い後期アウストラロピテクスとは
頑丈型として区別され、発達した顎と側頭筋を持ち、
堅い食物を摂取する方向に進化したと考えられています。
体長は1.3から1.4mで、華奢型アウストラロピテクスよりひと回り大きく、
脳もいくらか大きめです。
ホモ・エレクトスは、現生人類(ホモ・サピエンス)と同属で、
直立二足歩行を確立し、大きな頭蓋の容量を持ち、
脳容量は950ミリリットルから1100ミリリットルで、現生人類の75%程度です。
また、歯はより小さく、現代人に近く、
行動面では、それ以前の人類よりも精巧な石器を作り、使用していたようです。
その後の時代に欧州やアジアに進出したと考えられています。
パラントロプスとホモ・エレクトスが残したのは、足跡(あしあと)なのでしょうが、
これからの研究では、
大きな足跡(そくせき)になるのかも知れないなぁと思いました。
【今日の一句】
徘徊す 美女を求めて 盛り場を
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