1999年に韓国で製作・公開されて大ヒットとなったスパイアクション大作。南北の分断による対立や悲劇を韓国の情報局員と北朝鮮の女性スナイパーの悲恋にのせて描く。ミステリーやアクション、ラブストーリーなどさまざまな要素が巧みに絡み合い、公開当時の韓国で「タイタニック」を超える観客動員621万人となる大ヒットを記録。2000年に公開された日本でも大きな話題となり、以降に広まった韓流ブームの礎を築いた作品としても知られる。
1998年、結婚を間近に控える韓国情報部のユ・ジュンウォンは、相棒のイ・ジョンギルとともに、多発する暗殺事件の捜査を進めていた。犯人と目される北朝鮮の女性工作員を追うなかで、驚異的な破壊力をもった液体爆弾を用いたテロ計画の存在を突き止めるジュンウォン。同じころ、ソウルのスタジアムでは韓国と北朝鮮の両国首脳が列席するサッカー南北交流試合の準備が進んでいた。
タイトルの「シュリ」は朝鮮半島に生息する淡水魚の名前で、劇中では北朝鮮スパイのコードネームとして使用されている。「八月のクリスマス」のハン・ソッキュ、これが本格スクリーンデビューとなったキム・ユンジンに加え、本作の後に「オールド・ボーイ」などで活躍するチェ・ミンシク、「パラサイト 半地下の家族」のソン・ガンホと、韓国映画界を代表する実力派キャストが共演。2024年9月、デジタルリマスター版でリバイバル公開。(映画.comより)
<2024年9月14日 劇場鑑賞>
もちろん、リアルタイムで見ました。個人的にはヨン様ブームには乗らなかったけれど、言われてみれば韓流ブームの礎を作った作品かもしれませんね。ハン・ソッキュの名前をしっかり記憶した作品でもありました。この前後に「リベラ・メ」とか「301・302」「カル」など怖い映画が立て続けに来て、「韓国映画って怖いんだなぁ」と思ったのを覚えています。子に対する親の虐待などがあんまりで、とても怖い思いをしました。これはしかし、最近になっても目にするので(「三姉妹」とか、イ・ビョンホンの「それだけが、僕の世界」など)状況はあんまり変わっていないのかもしれませんね。
古い映画なので、ネタバレ気にせず書きますが、当時若かった私は、細かい筋があんまりわからなくて、主人公ハン・ソッキュの恋人が北のスパイだとか、そのスパイ養成講座のリアルな怖さに戦慄したり(ためらわず訓練の相手を撃ち殺すなど)とか、そんなことはわかったのですが、同じ女優さんで、”北の敏腕スパイ”と”免疫機能が落ちていて施設から出れない弱々しい女性”が現れるので、その関係性がわからずに最後まで頭の中「?」でした。今回見直すことで、ちゃんと理解しました。よかった(笑・アホですみません)。要は、名前・戸籍(?)など存在そのものが乗っ取られていた、ということだったのですね。でも、本人は「ねえさん」のことをとても信用しているという。そしてサッカー場での試合。ドキドキハラハラでしたが、当時「”あと3分”の後が長い。ウルトラマンみたいだ」と思ったのも思い出しました。どうでもいいことをすみません。
しかし、今見ても面白かったですね、本当に。ハン・ソッキュが若い!(当たり前だ)のも楽しかったですが、彼ばかりが印象に残っていて、チェ・ミンシク、ソン・ガンホを覚えてなかった自分が衝撃でした。キム・ユンジンは最近では「告白、あるいは完璧な弁護」を見ました。なかなかにおもしろい映画でした。
名作はいつ見てもおもしろい。やっぱり大画面って、いいですね。
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