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2024年09月22日17:42

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宝島(2019)(L'Ile au tresor)

 「女っ気なし」「やさしい人」などのギョーム・ブラック監督が、パリ近郊の街セルジー・ポントワーズにあるレジャー施設「レジャー・アイランド」でのひと夏を切り取ったドキュメンタリー。

エリック・ロメール監督作「友だちの恋人」の舞台として知られ、ブラック監督自身も幼少時に頻繁に訪れたというレジャー・アイランド。バカンス客で溢れるその施設には派手なアトラクションは一切なく、水と緑の土地が広がっている。

美しい陽光が降りそそぐ中、施設に忍び込もうとする少年たちや、女性をナンパする青年たち、過去を懐かしむ老人、施設の管理や警備をする従業員たちなど、老若男女さまざまな人々の自然な姿を映し出していく。(映画.comより)





<2024年8月4日 劇場鑑賞>

 和歌山のミニシアターで、ギョーム・ブラック監督の特集をしていたので、一度に3本鑑賞。先日投稿した「遭難者+女っけなし」が1本目。この「宝島」が二本目です。同じ監督とは言え、映画の傾向はだいぶ違って、今回はほぼドキュメンタリーのような作りになっています。

 舞台となったレジャー・アイランドは、監督も幼少期によく来ていたとのこと。しかし、昔は無料だった施設がいつの間にか有料になっていたらしく、今作ではその入場料をケチる若者や、こっそり忍び込む子供、また保護者が一緒でないという理由で入れない子供たちも描かれます。世の中はバカンスの季節でも、ずっと働いている親たちもいるということです。

 若者たちはナンパに励み、いいホテルに泊まっているという年配の男性は、若い女性とのおしゃべりを楽しんでいます。とにかく、全編レジャー・アイランドを舞台にした悲喜こもごものお話。何も大きなことは起きないのだけれど、「そうだよねー」みたいな場面の連続。退屈と言えば退屈なのかもしれませんが、これが多分、現実。私は楽しめました。日本人は、夏だからといって、長い休暇は取らないけどね。
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