mixiユーザー(id:8729247)

2024年08月15日00:15

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母乳で起きる黄疸と脳出血

母乳絶対信者の方々へ

1)黄疸
新生児黄疸は母乳が原因のこともあるのを知ってるかい?
黄疸ってのは赤ん坊の皮膚が黄色くなるんだけど、
これは血中のビリルビンという色素の過剰による。
先天性胆道閉鎖みたいな疾患で起きることもあるけど、
母乳育児でも一時的な赤ん坊体内のバランス不全で黄疸が起きる。
黄疸が怖いのは、この黄色い色素が脳にも沈着して
「核黄疸」という深刻な状態を引き起こすこと。赤ん坊の死因にもなる。
ちょっと前までは「母乳による黄疸は核黄疸を起こさない」とか
お気楽なことが言われてたが、今は「そうは言い切れない」ことがわかっている。
ミルクだと「母乳黄疸」は起きないんだよ、当たり前だけど。

2)脳出血(頭蓋内出血)
母乳育児のときは、赤ん坊がビタミンK欠乏になりやすい。
ビタミンKは止血効果があるので、これが不足すると出血しやすくなる。
赤ん坊が出血して一番まずいのは頭蓋内。
大人と違って脳がまだ未熟なため、出血が起きると致命的なことが多い。
だから赤ん坊には定期的に「ビタミンKシロップ」というもんを与えるのだがな。
一部の「自然なこと大好き助産院」で、もちろん母乳絶対主義なんだけれど
「ビタミンKシロップも不自然」とか勝手な理屈を作って
(赤ん坊のビタミンK欠乏による頭蓋内出血は医学なんだが医学も不自然らしいね)
ビタミンKシロップを与えない、とかビタミンKレメディを与えるとか
(レメディってのは基本的に砂糖の塊で砂糖以外は入ってない)
やらかした結果、頭蓋内出血を起こし、深刻な状態の赤ん坊を数人作った。
ミルクでは赤ん坊の腸内細菌がビタミンKを作りやすい環境になるので
ビタミンK欠乏による頭蓋内出血は起きにくい。
「起きにくい」のは「起きない」わけじゃないのでもちろんシロップは与えるけどね。

‥と、ここまで読んだらわかるでしょ。
母乳にもいいとこいっぱいあるが、かといっていいことばかりでもない。
ミルクなんぞない大昔、母乳しかなかった時代には
「母乳しかなかったからこそ生きられなかった赤ん坊」が存在している。
もちろんそういうのを「生きる力が弱い子が死んだだけの自然淘汰」と見てもいいけど、
単純に
「母乳を一時やめて黄疸治療(ブルーライトを当てる)」
「ビタミンKシロップ投与」
でするっと生き延びるわけで「生きるべきでない命が天にかえった」みたいな
オオゲサな話にする必要はない。

この記事に対するコメント見てると、何度も何度も
「でも母乳のほうがミルクよりいいでしょ」とか書いてあって、
「自分の信じることだけが正義」という主義のお方(ほっといたほうがいい)とは思うが、
万が一、そういうお方の周囲でこのお方に強制された結果
死ぬ赤ん坊が出る可能性も否定できないので、夜中なんだが日記書くことにした。
何にでもいい面と悪い面があるんだよ。


鷲見玲奈「母乳かミルクかなんて聞かない世の中になりますように」と訴え「母乳あげたくても…」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=7980149
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