結論からいうと「CDから再生される音が変化することはありません」。
ただし、CDそのものやドライブが出す「音」、回転音などは変わるかもしれません。
コンパクトディスクにはCIRCというとても強力な誤り訂正系が組み込まれているからです。
CIRCはクロス・インターリーブ・リードソロモン・コードの略で、符号理論というかなり高度な数学理論を用いた「読み取りに含まれる誤りを全部完璧に復活させる機能」です。
CDの音が悪いのは読み間違いがあったときには前後のデータを平均して音を出すからだ、などというトンデモな話もありましたが・・・同時期に発売されたCD−ROMも誤り訂正にはまったく同じCIRCが採用されていました。
コンピュータのOSや各種アプリケーションがCD-ROMで発売されていたのは、その誤り訂正能力の高さがあったからです。
たとえば AF 32 80 02 といったマシンコード(コンピュータの機械語命令)のうち 80 が失われたとき、 (32+02)/2 としてしまうと 1A になってしまいます(計算は16進数)。こんな間違いがあってコンピュータが正常に動くわけはありません。
コンピュータ用だから特別な訂正機能をもってるんだろう!と思う人もいるかとは存じますがCD・CD-ROMの誤り訂正技術はまったく同じものです。
CIRCは「データの並びを特定の方法で入れ替え、遅延(後ろにずらす)して並べなおし、その上で「畳み込み」を行って符号化・訂正するものなので、それ以前の誤り訂正で使われていた「ブロックごとの誤り訂正」とは一線を画す性能をもつことになりました。
CIRCはさらに細かな改善が行われ、DVD、BDなどの誤り訂正はもちろん、現代の通信(ストリーミング配信やらアプリケーションのダウンロードやらあらゆる通信)に大きく貢献しています。
CDを大切にしたいのであれば、記録面を浮いた状態にしておくこと、絶対に傷や水滴などをつけないこと、これに尽きます。
(記事にも書いてありますが、スポンジ(ウレタンスポンジ)は取り除いておくべきです)
現代の音楽、ストリーミングでええやん、と思う人も多いとは思いますが・・・16ビットリニアPCM、あなどれません。
録音後にあれこれいじくりまわされた音楽ではなく、16ビットリニアPCMを使い切った「音楽」けっこうよいものですよ。
CDショップの定番商品だったディスクの保護グッズ【山下メロの平成レトロ遺産:041】
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=141&from=diary&id=7952257
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