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2024年07月17日19:14

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チェロ弦 ヤーガー「イヴォーク」

みなと音楽会に先立ち、博多南区にある石田ヴァイオリンで弓毛の張替えや楽器の調整をしてもらい、ついでに弦を一部交換しました。

新しい弦は、ヤーガー社のイヴォーク(Evoke)。それまで張っていたのがサバレス社のソレアで、これは弦楽器雑誌「サラサーテ」のプレゼント応募に当たった4本セットでした。このソレアのDG弦を残して、両端のAC弦を張り替えたわけです。A弦は1年経ったからそろそろかなと。DG弦は音色や弾き味が好きで、もう1年くらいはこのままでいきたい。C弦は反応が鈍いのが不満で替えたい。という理由でした。チェロ弦って、4本セットでなければ上2本と下2本を同じ銘柄でそろえるのがよくあるスタイルで、両端と中間をそろえる張り方はみっちも初めてです。さて、吉と出るか凶と出るかf^^;。

イヴォークは、価格帯でいうとスーペリアとほぼ同等で、ヤーガーの中では高級弦という位置づけになるでしょう。で、スーペリアとの比較では面白い特徴があります。イヴォークは高音弦の値段が高く、低音弦が安い。つまり4本の価格差が比較的小さい。GC弦の価格高騰に悩まされている方には朗報かもしれません。まあ、基本的にヤーガーは安くて、庶民の味方ですけど。紙ジャケットの図柄はいつもどおりですが、イヴォークは金色に光っています。弦の駒側の飾り糸もヤーガーは全部青色ですが、イヴォークは光沢があって艶やか。ヤーガーとしてはかつてないゴージャス感です。

まずA弦ですが、落ち着いたトーンはやっぱりヤーガーだと思いました。テンションは従来のヤーガーより柔らかく、弾きやすい。ソレアのA弦と比べるとイヴォークは開放弦がコントロールしやすい。とはいえ暴れない反面おとなしめで、ハイポジを駆使して華やかさや輝きを求める向きにはちょっと物足りないかも、と感じたのは、「夢のあとに」をさらったときでした。スーペリアならテンション強めで高域の伸び・張りもあったと思うので、あとは好みでしょう。

C弦は、これすごいと思います。反応の良さと弾きやすさは、これまで試してきたC弦のどれよりも優れているのでは? 軽々とくっきり鳴らせて、C弦の弾き方が変わってしまうかも。A弦と同じくらいの感覚、とでもいえばいかに驚異的かわかってもらえるでしょうか。ここまで反応がいいと、パワーを入れたいときに大丈夫なのかと戸惑うほどで、絶対的な深みという点ではやや犠牲になっているのかもしれませんが、実用上のメリットが大きいので一度は試してみる価値があると思います。とくにC弦が鳴りにくくて苦労するチェロ初心者の方には、超がつくほどのオススメ。
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