アルコールの代謝酵素といえばアルコール脱水素酵素。
まあそのまんまの名前ですね。
遺伝によって作れる酵素量が「たくさん」「中くらい」「少しもしくはほとんど」の
どれかに決まっているのです。
人種差もあります。白人はたいてい「たくさん」で、アジア人が「少し」の人が多い。
アルコール脱水素酵素はそういうわけで、決まった量しか作れません。
「たくさん飲んでいると飲めるようになる」(たくさん酵素ができる)ではないです。
シトクロムP450というミトコンドリアにある酵素も分解に関与します。
もっともこの酵素は「体内にあるよけいなものすべて分解」するので、
アルコールでシトクロムP450を使ってしまうと、
たまたまいっしょに飲んだ薬剤が分解されずに「効果が強すぎる」ことが起きるかも。
「薬を酒といっしょに飲んではいけない」はこの現象をさしています。
で、このシトクロムP450は「たくさん使われるともっと作る」ようになるので、
「酒を飲んでいるうちに飲めるようになった」はこの酵素による作用です。
つまり「飲んで鍛える」は成立することもあるってこと。
なぜ「こともある」のか。
それはね。
シトクロムP450の産生も遺伝子的に「大量生産を誘導されやすい」人と
「あまり誘導されない」人に分かれるからです。
個人差ってやつですね。
ついでに書いておきます。
「酒を飲めば飲めるけど実は飲んじゃダメ(いずれ病気になる)な人」の見分け方。
それはね。
「飲んで意識をなくす」人は絶対に飲んじゃダメな人です。
飲み会の場ではちゃんと会話し、タクシーに乗ってきちんと家に帰り、
着替えて自分のふとんで寝ていても、
「夕べ、自分がどうやって帰ってきたか記憶がない」としたら
どれだけ「酒が強い」であろうと、飲んではいけない人です。
飲んで鍛えるはウソ🤥厚労省が初の飲酒ガイドラインを発表

飲み会が増えるシーズンが来る前にチェックよ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=114&from=diary&id=7790080
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