■横綱・照ノ富士、平幕・宇良を下し今場所初白星!新大関・琴ノ若ら3大関が敗れる波乱【大相撲春場所】
(TBS NEWS DIG - 03月11日 18:07)
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大相撲三月場所二日目、昨日の初日に黒星を喫した横綱照ノ富士、大関霧島、大関豊昇龍のうち、横綱照ノ富士が東前頭筆頭宇良を押し倒しに退け、大関豊昇龍は小結錦木を寄り切りで制して初日を出しましたが、大関霧島が東前頭二枚目熱海富士の寄り切りに屈して初日から連敗、初日白星発進の角番大関貴景勝、新大関琴ノ若が、貴景勝が阿炎の上手投げに、琴ノ若が西前頭筆頭朝乃山の押し出しに屈し、二日目にして横綱・大関陣にすべて土がつく展開となりました。
さて、今日の横綱照ノ富士、相手は共に怪我で幕内から序二段に番付を下げてから復活を果たした同士の宇良。立ち合い、低い当たりの宇良を左から抱え込んで極め、動きを止めて前に出ての押し倒しで勝負あり。宇良の動きを止めることに注力しての白星でした。
一方、注目の新大関琴ノ若は合口の良くない西前頭筆頭の朝乃山と対戦。左を覗かせ押し込んだ朝乃山の攻めに何もできずに土俵際詰まって、引いて呆気なく土俵を割って、朝乃山の押し出し。かかった時間は僅か4秒4で、琴ノ若は朝乃山に対して三段目時代も含めて3戦全敗となったとかで、大関に昇進後としても苦手意識は一朝一夕に克服できるものではないのかもしれません。
さて、今日(3月11日)と言えば、13年前の平成23年の14時46分に東日本大震災が起こった日ですが、前年に発覚した賭博スキャンダルに続き、その年の一月場所後に発覚した力士のメールを発端とした「八百長スキャンダル」が発覚、協会が臨時理事会を開き、震災当日の2日後に初日を迎える予定だった本場所である三月場所の開催がキャンセルされる事態となりました。その後に行われた外部有識者による特別調査委員会による関取への聞き取り調査で関与が認められた現役力士19人らに引退勧告などの厳罰処分が下されるほどの一大事となりました。賭博と八百長の2つのスキャンダルにより、大相撲の社会的信頼は失墜し、三月場所を開催できなかった大相撲(日本相撲協会)としては、おびただしい地震や津波の被害を前に、被災地や大相撲ファンも多かったであろう被災者に「何もできなかった」「何かをやることも世間に許されなかった」状況でした。
大相撲は、三月場所の中止の後に、五月場所を「技量審査場所」なる特殊な形態の場所(ファンには無料公開した一方、テレビやラジオの中継は行わず、力士の個人記録は本場所と同じ公式記録として残し、優勝と三賞の表彰は行った)を開催しましたが、大相撲ファンの一人として、寂しく、肩身の狭い気分だった感じだったのを記憶しています。それから、もう13年も経ったのですね……。
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