ステージ4で転移があるので手術はできない。
放射線と抗がん剤で、できるだけ腫瘍を小さくした上で
「切除可能か」どうか再考慮する。
下咽頭がんは声帯、つまり声を出す部分を含むので
手術によって「声を失う」場合があるから
治療方針は慎重に考える。
この記事のコメントに
「抗がん剤じゃ治らない、新型コロナワクチンしてたらますます治らない」
というのがあったけど
死ぬかもしれない病気に対して言う言葉じゃない。
どういう治療を受けるかは、本人が主治医と相談して決めるもの。
ワクチンだって自分の意思で打つもので、強制ではない。
昔書いた日記を再掲するが、
下咽頭がんは悪性度が高く、5年生存率は低い。
そういう病気であることは、本人も当然知っている。
周囲は、静かに見守るべきだと思う。
(以下再掲日記)
咽頭は口腔に続く部分で、食道、気管の上。
下咽頭とは、中咽頭の下。
すなわち「喉頭蓋」という気管のふた(食べ物が通るとき気管をふさぐ)から
気管、食道分岐部まで。
すぐ下に食道と、気管が続く。
下咽頭はリンパ節も多い。
下咽頭がんは症状が出にくい、そして上も下も別臓器に接してリンパも近い。
つまり発見されたときは「他臓器転移」という進行した状態で見つかる。
他臓器転移で見つかる下咽頭がんは、全下咽頭がんの70%。
つまり、この記事になってるタレントさんは
「下咽頭がんでは(気の毒だけど)よくあるステージ」ってこと。
治療は、基本は手術。
抗がん剤、放射線をやって患部を小さくしてから手術することもある。
下咽頭がんは、場所によっては声帯を失う、声が出なくなる。
生活の質が下がるのでなるべく声帯保存をするが、
もし失っても発声の方法はある。
最近では、トップガンでアイスマンを演じた俳優さんが
食道がんで声を失っていたのだが、AIに以前の声を記憶させて
まるで本人が声を出しているかのように見せていた。
これは実際の治療現場でも行われている方法だとか。
下咽頭がん闘病中の見栄晴、2度目の抗がん剤治療終え無事退院「本当にたくさんの方々に『ありがとう!』」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7772388
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