mixiユーザー(id:1417947)

2024年02月15日19:47

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GDP・・・

 今日のニュースによると、2023年のドル建ての名目国内総生産(GDP)は、
 日本がドイツに抜かれ、世界4位に後退したとの事です。
 内閣府が2023年のGDP速報値をドル換算したところ、
 日本は4兆2106億ドルで、ドイツは4兆4561億ドルだったとの事です。

 日本は1968年に国民総生産(GNP)で西ドイツ(当時)を抜いていましたが、
 ドイツの経済規模を下回るのはおよそ半世紀ぶりとなります。
 日本は名目GDPで2010年に中国に抜かれ、世界2位から3位に転落しています。
 この原因としては、円安を背景にドル建てで目減りした事と、
 ドイツは物価高が押し上げているとの事です。

 かつて、高度経済成長期に
 『ジャパン・アズ・ナンバーワン』との言葉が流行りました。
 1979年にアメリカの社会学者エズラ・ヴォーゲルが著した本のタイトルですが、
 戦後の日本経済の高度経済成長の要因を分析し、
 日本的経営を高く評価しているとの事です。
 僕は、読んでいませんが。
 これと併せて、1980年代後半、
 欧米が高めの失業や不良債権により経済的失速を経験する中、
 日本が高めの経済成長を達成し、近い将来に規模でアメリカを抜き
 世界一の経済大国になるのではないかという予測もなされていました。
 しかし、結果的には1990年代以降の経済の長期的な低迷により、
 日本が世界総生産に占める割合は低下しました。

 こうした経過で、日本は世界一の経済大国であるとの
 幻想を生んだのではないかと思っています。
 言うなれば、過去の栄光に酔って、
 国民生活を豊かにするよりも、
 経済成長を優先させる経済政策をとって来たような気がしています。
 1964年の東京オリンピックの成功体験によって、
 2021年、とても成功とはいえない東京オリンピックが開催されました。
 そして、1970年の大阪万博の成功体験から、
 来年再び大阪万博が開催されようとしています。
 しばらく前に、この話を聞いた時に、政治の発想の貧困を感じましたが、
 東京オリンピックと同様、批判的な意見の方が多いようですし、
 当時の国民的な盛る上がりに欠けていると感じています。

 今回のGDPの4位転落、
 世界一の経済大国を目指していた時代の感覚からすると、
 残念な結果と感じる方も多いかも知れませんが、
 それは過去の幻影のような気がしています。
 資源の少ない日本は、世界一になるような国力はないと思っています。
 無理な成長を求めるのではなく、
 国力に合った、経済政策で良いと思うのですが。


【今日の一句】
 青汁は 王子の飲み物 姫じゃない


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