釜石の街中。
釜石の街は、海沿いにあるけど街中からすでに高台に向けて坂になってる。
その高台がけっこうな高さがあって、ここの階段を昇れれば津波から逃げられた。
高台方面から海方向を映した映像で、
後ろからもう波がひたひたと道を上がってくるんだが、
まだ避難中の人たちが道にいる。
こちら側から「早く早く」と声がかかる。
最後尾を、片足を引きずりながら歩いているやせたおじいさんがいて、
その人にたくさんの声が「早く早く」と呼びかけるけど、
おじいさんはそれより早くは歩けない。
足元を海水が洗ったとき、おじいさんは、
すぐ横にあった街灯(だったと思う)に掴った。
街灯の下が台座というか、少し高くなってるとこに上がったけど
低い階段よりもっと低い高さ。
おじいさんがにっこり笑う、その次に大きな波が襲って、
水以外、何も見えなくなった。
「わたしはもう、いいから」と声が聞こえるような画面だった。
そんなこと言わないでほしかったけど、
それがおじいさんの精一杯だったのだろう。
世の中には、精一杯がんばってもどうしようもないこともたくさんあるが、
最後まで精一杯だったあのおじいさんは、立派だ。
■津波5m近く来ていた?「震度7」大津波警報の志賀町の漁村に残る爪痕 超高齢化で人手足らず「報道なく気付かれないままに」懸念
(まいどなニュース - 01月04日 07:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=7698660
ログインしてコメントを確認・投稿する