イスラエルは、ガサ地区へ侵攻すると発言してから戦車部隊を近くに結集しましたが、動きは止まっています。停戦を求める声が世界的に強まっています。この状態では、イスラエルに不利な状態になっています。病院空爆を行ったのはイスラエルでしょう。当初は支持すると言っていた米国のバイデン大統領はその後、侵攻するなと公言し始めています。
イスラエル軍が、ガザに侵攻したら、それに合わせてイスラエルの北にあるレバノンのヒズボラが侵攻してきて、イスラエルは南北2つの戦争を抱えてしまいます。シリア政府軍もヒズボラに加担してイスラエルと戦争になります。本格化すれば、連動してイランとシリアとヒズボラという3つの敵がイスラエルとの戦争に介入することでしょう。
欧米政府はイスラエルの言いなりだからガザ侵攻を支持してきましたが、イスラエルを支持し続けるほど、信用失墜と国際政治力が低下します。特にアメリカは、国連安保理でガザ停戦決議案に拒否権を発動したり、イスラエルへの軍事供給を増やしたり、空母を2隻も地中海に派遣したりして好戦性を扇動しているので悪になりつつあります。
イスラエルはこれまで覇権国であるアメリカを牛耳って強くなり、アラブやイランなどに対して圧倒的な優勢を堅持してきました。ユダヤ人は世界的な諜報界の先駆者であり、多極化の動きをよく知っています。多極化を誘発した張本人ともいえるでしょう。
ロシアのプーチンは、イスラエルやアラブ、イランやトルコの首脳たちと個別に話し合いを進めています。ガザ停戦を皮切りに、パレスチナ問題の解決策を検討しているのです。イランを敵視するばかりのアメリカでは、この平和的解決はできないでしょう。
国連の場でこの問題の解決を主導していくのはロシアと中国で、そこにサウジアラビアやイランが新加盟するBRICS、ロシアと中国と親しくなったアフリカ諸国などが協力します。アメリカは今後の問題解決から外されるのではないでしょうか。
バイデン大統領は演説で「今の世界システムは力尽きており、新しいシステムが必要だ。」と述べました。この発言は、バイデン大統領もようやくアメリカの覇権喪失を認めた感じです。新しい世界システムはアメリカでなく、中国やロシア、BRICSの非アメリカ側によって着々と構築されているのです。
イスラエルだけでなく、日本も近いうちに非アメリカ側に圧力をかけられて平和な日本でいられなくなるかもしれません。アメリカの犬のような自民党に平和のかじ取りができるのであろうか。ビジョンがなければ台湾進攻で日本国が滅びてしまうかもしれません。
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